植木の鉢テラコッタ鉢とは?テラコッタ鉢と素焼き鉢の違いからテラコッタ鉢に合う植物を紹介
テラコッタ鉢はアンティークな雰囲気と豊富なサイズやデザインによって、ガーデニングが趣味の人から人気です。そこで今回はテラコッタ鉢の特徴や、テラコッタ鉢を使う時の注意点を紹介します。テラコッタ鉢に合う植物も合わせて紹介します。
テラコッタ鉢とは?素焼き鉢との違いは?
テラコッタ鉢はイタリア語で「terra(土)」「cotta(焼いた)」という意味を持っています。
アンティークな雰囲気が魅力のテラコッタ鉢は小さいものから大きなものや、表面に模様がついているものなどがありガーデニングを楽しむ人に人気があります。テラコッタ鉢があるだけで庭の雰囲気が華やかな印象になるのでガーデニングをより楽しめます。
気になるテラコッタ鉢の料金相場は3~4号サイズで1,500円~4,000円、6号サイズで3,000円~8,000円、8号サイズで10,000円以上、10号サイズで20,000円以上程度です。他の鉢よりも少し価格は高いですが、その分しっかりとした作りなので長く使えます。
テラコッタ鉢と素焼き鉢は似ていますが少し違います。違いは焼かれる時の温度です。テラコッタ鉢の方が高温で焼かれるため、素焼き鉢よりも壊れにくいといわれています。通気性と吸水性は素焼き鉢に比べるとやや劣ってしまうので、植える植物に合った鉢を選ぶといいでしょう。
テラコッタ鉢の3つのメリット
テラコッタ鉢にはいいところがたくさんあるので、活かした使い方しましょう。
通気性がいい
粘土を焼き固めて作られているので、テラコッタ鉢の表面には目で見えない無数の小さな穴があります。穴があるからこそ水分や空気が通りやすく、通気性や排水性に優れているといわれています。熱を放出しやすかったり、適度な温度を保ったり、植物にとって生長しやすい環境にしてくれます。
丈夫で長持ちする
丈夫な作りのテラコッタ鉢は扱いに気を付ければ長く使えます。使えば使うほど風合いに味が出るので、その変化を楽しむのもいいですね。お値段は他の鉢に比べると少し高いですが、長く使えるので長い目で見ればコストパフォーマンスにも優れています。
デザインが豊富でおしゃれ
テラコッタ鉢はデザインが豊富でお好みのサイズや柄、模様を選べます。和室にも洋室にも合うシンプルなデザインのものもあるので、ギフトとして大切な人に贈るのもいいですね。
また、重厚感や高級感があり、どんな場所に置いても様になります。テラコッタ鉢を置くだけで、おしゃれな雰囲気を演出できます。
テラコッタ鉢を使う時の3つの注意点
お気に入りのテラコッタ鉢は長く使い続けたいですよね。そのためにもテラコッタ鉢を扱う時は3つの注意点に気を付けましょう。
割れやすいので扱いに注意する
テラコッタ鉢は粘土を焼いて作られています。振動を受けたり、落としたりすることで割れます。割れることを避けるためには、高い位置に置くのを避けてもいいかもしれません。
テラコッタ鉢は見た目よりも重いので、移動や植え替えするのが大変です。割れてしまわないように、移動や植え替えする時は扱いに注意しましょう。
乾燥に注意する
テラコッタ鉢は排水性や、通気性に優れているため土が早く乾燥しやすいです。そのため根腐れの心配はありませんが、水分不足になってしまう可能性があります。土が乾燥しているなと感じたら、早めに水を撒きましょう。土の状態を日々チェックしておくと安心です。
サイズを確認する
テラコッタ鉢を使う時は、植物の大きさや置くスペースに合うサイズのものを選ぶことが大切です。植物の大きさに合っていないと、根腐れや生長しない原因になります。
また、置くスペースに合うサイズのものでないと「予想より大きくて置けなかった…」「小さくて植物とのバランスが悪い…」となる可能性もあります。そうならないためにも、鉢のサイズは事前に確認しておくといいでしょう。
テラコッタ鉢に合う植物
テラコッタ鉢には、ほとんどの植物を植えられます。排水性と通気性に優れているため過湿が苦手な植物や、乾燥を好む植物に特に合うでしょう。ハーブ類や多肉植物などがオススメです。
また、1つの植物を植えるのはもちろん、寄せ植えにしたりすることでよりガーデニングを楽しめるでしょう。テラコッタ鉢をいくつか並べて色々な植物を楽しむのもいいですね。
テラコッタ鉢にはヨーロッパのようなおしゃれな雰囲気があるので、日本的な植物よりもバラやイチゴ、ローズマリーなどが合うかもしれません。
大きなテラコッタ鉢にはオリーブなどの観葉植物も合います。雑貨屋さんやカフェのような雰囲気が出せておしゃれな印象になります。
植える植物によって印象が変わるので、どんな植物がテラコッタ鉢に合うかイメージしながら選んでみるといいですね。どんな植物が合うか悩んだ場合は、フラワーショップやガーデニング専門店の店員に相談するのも1つの方法です。植えるのであれば、少しこだわって植物を選んでみるのもいいでしょう。
テラコッタ鉢は水はけよくする
テラコッタ鉢を使う時は、水はけをよくすることも大切です。水はけをよくすると植物が生長しやすい環境になり、根腐れなどのトラブルを防げます。水はけをよくしたい時の2つの方法を紹介します。
鉢底の穴を大きくする
水が抜ける程度の小さい穴だと、空気と水がスムーズに通らなくなってしまいます。空気が乾燥しているヨーロッパやイタリアなどではいいですが、日本は高温多湿なのでNGです。
鉢底の穴が小さい時は、太い釘と金槌で穴を開けましょう。テラコッタ鉢の底の厚さは一定ではないので、完全に丸く開けるのは難しいです。鉢を置いてしまえば底は見えないのでキレイな丸にしなくても大丈夫です。
置く時は鉢底に空間を作る
テラコッタ鉢の底は平べったく、すき間がほとんどありません。そのまま置いてしまうと水はけできなくなり、根腐れなどのトラブルの原因になります。そうならないためにも、テラコッタ鉢を置く時は底に空間を作りましょう。
テラコッタ製のポットフィートの上に鉢を置いたり、レンガをいくつか並べた上に鉢を置いたりするのがオススメです。
まとめ
今回はテラコッタ鉢の特徴やテラコッタ鉢を使う時の注意点を紹介しました。テラコッタ鉢の特徴を生かすことで、よりガーデニングを楽しめます。
しかし、仕事や家事で忙しかったり、自分だけでテラコッタ鉢に植物を植えるのが不安だったりする時もあると思います。そんな時は専門業者に依頼するといいでしょう。専門業者はその道のプロなので適切な鉢や植物を選んでもらえます。また、準備や後片付けまで全てお願いできるので便利です。
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