盗聴の犯罪から身を守る方法は?盗聴や追跡の手口を知って今すぐ対策しよう
TVやインターネットのニュースなどで見かける「盗聴」や「追跡」の被害は、他人事のように感じますが、自分は「大丈夫に決まっている!」という決めつけや、気の緩みこそ要注意です。今回は盗聴器を仕掛けられやすい場所や、被害に合わないためにできることを紹介します。
盗聴器を仕掛けられやすい場所は?
盗聴器の一番の目的は、相手の生活スタイルを盗み聞きすることです。対象者がよく居る場所に仕掛けることで、どういった生活しているのかを知りたがっています。自宅の「リビング」や「個人の部屋」に盗聴を仕掛けていることが多いです。
部屋のどこに仕掛けられるかというと、下記のような箇所です。
- コンセントの中
- 時計の中
- テレビの中
コンセントの中に仕掛けられるというのは、よく聞く話ですよね。盗聴器のほとんどが電池式なので、電池がなくなると盗聴できなくなります。しかし、コンセントの中に仕掛けられている盗聴器は、コンセントから直接電源を確保できるので、半永久的に盗聴できます。
時計やテレビなども電池や電気を時計やテレビから供給してもらうことで長期にわたり、盗聴できることがあります。
雑音が聞こえたり、気になるノイズが混ざったりしている時は盗聴器を疑ってみる必要があるかもしれません。盗聴器は自分で見つける方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
追跡されている原因はGPSかも!?
自分の居場所を知られて被害にあったというニュースが流れることがありますが、なぜそのようなことが起きるのでしょうか?
それはほとんどの方が持っているスマートフォンなどの携帯電話が原因といわれています。スマートフォンなどの携帯電話といったの端末には「GPS」といった機能が搭載されています。このGPSとは「グローバル・ポジショニング・システム」のそれぞれの頭文字を略した名称で、衛星から信号を受け取り、現在位置を知れる機能です。
GPSが使われているのが車などのカーナビです。GPSによって現在地を知ることで、目的地まで案内が可能になります。その機能が、今のスマートフォンなどの携帯電話に搭載されており、携帯からも地図などのアプリを使うことで自分の現在地を知れます。
この機能で子供の居場所など見守れる機種は、小学生のお子さんがおられる方に人気です。親御さんのスマートフォンから今、子供が何処にいるのかも確認できるので、塾や習い事で遅い時間に帰宅する時も安心です。しかし、この便利な機能を悪用して、知らない間に自分の居場所を追跡してくる人がいます。
GPS機能で居場所を知られてしまう原因は、写真や動画の撮影、SNSが大きくかかわっています。スマートフォンで写真などを撮影すると、その写真にはどこで撮影したかのデータも保存されています。それに気づかないでブログやSNSに写真を載せると、撮影場所の記録が入ったデータまで一緒に写真の中に含まれてしまいます。そのデータを覗くことで、居場所を知られてしまいます。
特に自宅で撮影した場合、ピンポイントで自宅の住所を知られてしまうのと同じことになります。そういった写真は、載せるのをやめておくのが無難です。
盗聴や追跡の被害に合わないためにできる事
幸せな毎日が盗聴や、追跡によって奪われるようなことにならないために、自分でできる対策しましょう。
鍵の管理をしっかりする
当たり前ですが、自宅に入り込まない限りは盗聴器の設置ができません。ですので、家の鍵の管理が非常に重要です。
今は誰でも簡単に合鍵が作れてしまう時代です。合鍵を作りすぎない、置き場所を決めるなど対策しましょう。合鍵の防犯対策については下記の記事で詳しく紹介しています。
SNSに載せない
自宅など知られたくない場所で撮影した写真は、なるべくSNSに載せないことが大切ですと紹介しました。どうしても載せたい場合は、その場所を知られずにSNSに写真を掲載する方法があります。
写真を撮影する前にスマートフォンなどの携帯電話の端末にあるGPSの機能を停止してから、撮影すれば大丈夫です。地名や場所など分かりやすいものが写っている写真はGPS機能がなくても、知られてしまうことがあるので注意しましょう。
また、長期の旅行の場合も、旅先からSNSに載せたい気持ちはわかりますが「今どこどこです」と載せるのは大変危険です。あなたの居場所が知られてしまううえに、自宅に人がいないこともわかってしまいます。
空き巣に入られることも考えられるため、楽しい旅行が終わった後にSNSに載せる方が安全といえます。日頃の言動に注意する
悲しいことに、盗聴や追跡のほとんどが、知り合いや顔見知りの犯行といった状況が多く、人付き合いのトラブルから発展しているといえます。普段の言動により知らない合間に相手を傷つけたり、誤解を招いたりといったことが原因で大きな問題になってしまう場合があります。思いがけないことで恨まれて、盗聴や追跡されないようになるべく自分の言動や振る舞いに注意を払いましょう。
また、離婚相手や元恋人との関係がこじれている、近隣トラブルに悩んでいるなど、自分だけで解決できない時は必ず専門家に相談して下さいね。
盗聴や追跡被害は躊躇せずに専門家に相談しよう
盗聴や追跡の被害にあってしまったら、多くの方が誰にも言えずに1人で悩みを抱えてしまいます。被害にあっても言えない理由は、心の何処かで「世間体」を意識してしまうということです。
こんな被害があったことを人に知られることが、恐ろしく感じてしまいます。しかし、それは思い込みです。被害にあったことで、回りの目線などがいつも以上に恐ろしく感じてしまい、人間不振という状態に陥ってしまうのも無理はありません。そういう時こそ、一人で悩まずに誰かに相談する方が、心の支えになります。
家族に相談しにくい場合は友人でもいいです。職場の仲間や、趣味の仲間など「この人にだったら聞いてもらえるかも…」という相手に話してみましょう。親しい人に相談しにくい場合は、お住まいの市役所のHPなどで専門家に相談するサービスがないか調べてみて下さい。
もちろん、警察に相談するのもいいと思います。盗聴器が仕掛けられていないかどうかを「まずは確認したい」という場合は、専門業者に依頼しましょう。
大切なことは1人で悩まずに、誰かに支えてもらいながら一緒に解決するということです。
まとめ
今回は盗聴器を仕掛けられやすい場所や、被害に合わないためにできることを紹介しました。日頃から自分でできる対策して身を守りましょう。
「おかしいな…」と不信に思ったり、実際に被害にあっている場合は、自分ひとりで解決するには限界があり、危険も伴います。身近な人や業者に相談して、信頼できる人と一緒に解決へと進めて下さいね。
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