更新日:2019/05/24

【カラスの生態】人間の都合とカラスの言い分。共存していくためには

【カラスの生態】人間の都合とカラスの言い分。共存していくためには

2019/05/24更新:人間にとっては迷惑で怖い存在のカラス。でも生態や驚きの行動を知ると、実は面白かったり可愛い一面もある興味深い野鳥です。ゴミを荒らす、人を襲うのにも理由があります。うまく共存していくために、カラスの生態を知り、被害を受けないための対策をご紹介します。

カラスといえば、賢い!怖い!というイメージがつきもの。ゴミを荒らす、人を襲うなどの問題に私たち人間は頭を悩ませますよね。

共存していくには、カラスの生態を理解することが必要。

意外と知られていないカラスの種類や特徴、驚きのカラスの行動がわかると、カラス側の事情もわかるというものですね。

今回は、カラスの生態とカラス被害を受けないためにできることについてご紹介します。

>>カラス駆除業者の一覧

カラスってどんな野鳥?

カラスってどんな野鳥?
  • こまる
    こまる

    春になると家のまわりにカラスが多くて(泣)すごく怖いんだけど…。


  • モップ

    カラスってどうしても嫌われ者なんだよね~。でも、こまるちゃんはカラスについてどのくらい知ってるかな?

カラスといえば真っ黒な見た目をしているのが特徴ですね。

しかし、黒い羽根をよく見てみると紫や緑、藍色など光沢のある色をしています。

世界には約120種類のカラスが存在し、中には色鮮やかなカラスもいます。

とにかく怖い!というイメージがつきものの野鳥ですが、その生態ってあまり詳しく知らないですよね。

何を食べるの?

主に昆虫や種子、果実です。鳥の卵、ヒナ、残飯や動物の死体なども食べます。また、喉に食べ物を溜め込むことが出来るといわれています。

繁殖期は、いつ?

3月~7月。1回で3~5個の卵を産みます。

20日前後で孵化し、約35日で巣立つといわれています。その後、50~100日くらいは家族で行動するともいわれています。

日本にいるのはどんなカラス?

日本にいるカラス科の鳥はカケス、カササギ、ルリカケス、オナガ、ホシガラス、ミヤマガラス、コクマルガラス、ハシボソガラス、ワタリガラス、ハシブトガラスです。

このなかでもっともよく知られているのが以下の3種類です。

  • ミヤマガラス
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス

それぞれの特徴をみていきましょう。

ミヤマガラス

  • 全長47㎝
  • 体重325~516g
  • 名前の通り3種類の中では最も大きく体重も重い
  • ユーラシア大陸から渡来している
  • 鳴き声はハシボソガラスとよく似ている

ハシボソガラス

  • 全長50㎝
  • 体重320~686g
  • 農村部など緑が豊かな場所を好む
  • 「ガーガー」「ガアァガアァ」と尖った声で鳴く

ハシブトガラス

  • 全長56㎝
  • 体重600~750g
  • 緑が豊かな場所以外に都市部にも住んでいる
  • 「カァカァ」と澄んだ声で鳴く

同じカラスでも、種類によって棲み処や鳴き声が違うんですね。

この3種類のカラスについて、次でもう少し深掘りしていきます。

日本でよく見かける3種類のカラス

日本でよく見かける3種類のカラス
  • こまる
    こまる

    カラスの鳴き声なんて、イヤだなぁって思うだけで泣き方なんて気にしたことがなかったよ~。


  • モップ

    そうだよね。
    身近にいる3種類のカラスを比較しても、色々違いがあって面白いんだよ。

ミヤマガラス

全身真っ黒でくちばしは細くとがっており、色は成長と共に灰白色になり幼鳥のときは黒色です。

すみかは冬鳥として西日本を中心に渡来し、主に九州でよく見かけられます。

近年は日本海沿に東へと範囲を広げて行動しています。

市街地だけでなく、農耕地や海岸、河原、林、山地などいたるところで見かけられるようになりました。

特に農耕地など開けた場所を好みます。

ミヤマガラスは日本で繁殖を行わないのが特徴で、一夫一妻制です。

ハシボソガラス

ハシボソガラスは全身黒色をしており、くちばしはハシブトガラスより細くて湾曲は少ないのが特徴です。

日本全国に生息していますが、沖縄で見られることはまれです。

河川敷や農耕地など開けた場所を好みます。

ハシブトガラス

全身黒色でくちばしは太く、上くちばしが大きく湾曲しているのが特徴です。

額は盛り上がって丸みがあります。

九官鳥に似て、人間の声や他の動物の声などをまねることもできます。

すみかは日本全国に存在しており、人家の近くでもよく見かけられます。

ハシブトガラスは日本で最もよく見かけるカラスです。

自然の中では果実や種子、昆虫などを食べますが、都市では種子や昆虫以外にもペットフードや人間が出す残飯・生ごみなども食べます。

ハシボソガラスよりも動物質のえさを好んで食べるのが特徴です。

あまり知られていない!驚きのカラスの行動

あまり知られていない!驚きのカラスの行動
  • こまる
    こまる

    そうそう!この前、テレビでカラスの面白い行動をやってたよ。


  • モップ

    ビックリするほど賢いよね。

カラスが賢いというのはよく知られていますが、まだあまり知られていない驚きの行動も沢山あります。

その一部をご紹介します。

鳴き声の使い分けができる

カラスの鳴き声には様々な鳴き声があります。

例えば「カァカァ」と鳴くのはなわばりの主張や血縁者に居場所を知らせる合図として使われています。

鳴き声はグループによって若干の違いがあり、地域によっても違うのが特徴です。

人間の方言のように谷から谷へと変わり、別の地域に移った際はそこの方言をマネしようとするので驚きですね!

信号の意味を理解している

ハシボソガラスは、車を調理器具のように使っています。

例えば好物のクルミを交差点の路上に置き、そこに車が通って空が割れたら中身を食べます。

信号を理解しているため、滅多なことでは車にひかれることはありません。

赤信号の時にクルミを交差点に置き、青信号の間はクルミが割れていても取りに行きません。再び赤信号になってから割れたクルミを取りに行くなんて、賢すぎますよね。

人の顔を覚える

2011年にワシントン大学でカラスに関する驚きの実験結果が出ています。

カラスが人間の顔を区別できるか、カラスをいじめる役の野蛮人と対照群のディック・チェイニーのマスクを使って実験が行われました。

5ヵ所で野蛮人のマスクをかぶった人がカラスを捕獲して縛り、そして逃がすことを繰り返しました。

捕獲されたことのアルカラスは野蛮人に対して威嚇するようになり、これを見た他のカラスも野蛮人に対して威嚇行動を行うようになりました。

この実験は7年間行われ、必ず野蛮人のマスクをつけた人がカラスから威嚇や襲撃がされており、ディック・チェイニーのマスクをかぶった人には何も被害が出ないとの結果が出ています。

実験開始時には生まれていなかった若いカラスも攻撃に加わっていることから、敵対心が世代を超えて受け継がれていることが分かりますね。

色んな遊びをする

知能の高いカラスは色んな遊びをしています。

例えば伝線にぶら下がったり、滑り台をすべったりと人間の子供のような行動を取ります。

また、複数でテニスコートに集まってボール遊びなどもします。

特にハシボソガラスでこのような遊びがよく見られています。

2019年3月に樋口広芳・東京大名誉教授(鳥類学)が英鳥類学専門誌「ブリティッシュ・バーズ」に、カラスが公園の水飲み場で「飲むとき」と「水浴びをする時」で水量を調節している姿を発表してテレビでも放送されましたね。

「人間のつくり出したものを自分の目的に合わせて調節して使うのは極めて珍しい」とのことですが、本当にすごい能力です。

【都会にカラスが増えるのはどうして?

【都会にカラスが増えるのはどうして?
  • こまる
    こまる

    そもそもどうして都会にカラスが増えたの?


  • モップ

    カラスも生きやすい環境を求めてるからなんだ。

そもそも、野鳥であるカラスがなぜ増えたのでしょう。

雑食性であるカラスが好むエサが、人間が出す生ごみによって豊富に得られるからです。

また、街路樹などカラスの巣づくりに適している環境があるのもカラスが増えた理由の一つとなっています。

その他、天敵である猛禽類が少なく、開発によって住んでいた森林が減少したことも原因です。

カラスはビルの立体的な構造を本来生息している森林のように認識しているといわれています。

これらのことから、カラスは都会の環境に順応して増えて行ったと考えられています。

うまく共存していく方法を考えていかなくてはいけませんね。

カラスから被害を受けないためにできること

カラスから被害を受けないためにできること
  • こまる
    こまる

    カラスも生きるのに一生懸命なんだね。
    でも、僕襲われるのはイヤだし、やっぱり怖いなぁ。


  • モップ

    うんうん!うまく共存していくために、被害を受けない対策しよう。

カラスにとっては、生きていくために当たり前のようにやってるゴミ荒らしは、私たち人間にとっては深刻なお困りごとですね。

少しでも被害をなくすためにできることを考えていきましょう。

威嚇行動

カラスの繁殖期は、記事の前半でご紹介したとおり3~7月です。

そして、カラスの子育ては約1ヶ月~1ヶ月半。この時期のカラスは気が立っているため、むやみに近づかないようにしましょう。

やむを得ず巣の近くを通るときは以下のことに気を付ける必要があります。

  • 巣の中をあまり見ないでなるべく早く通り過ぎる
  • 石を投げたり棒を振り回したりしない
  • かばんや帽子などで頭を守る

ゴミ荒らしを防ぐためにできること

各自治体でも、さまざまな取り組みをされていますが、他人事と思わず一人一人が心掛けることが大切です。

  • カラスのえさである生ごみを減らす
  • 懐中電灯や鏡、ネットなどカラス除けグッズを使って追い払う

カラスを増やさないための対策

都心にカラスが増えた理由は先ほどご紹介しました。これをふまえて、できるだけカラスが増えないように対策をしましょう。

  • カラスや野生動物にえさをあげない
  • 庭に果樹がある場合、実がなる前にネットをかける、実がなったらすぐに収穫する
  • 庭木は生い茂る前に剪定し、カラスの巣作りの材料になるハンガーは外に置かない

カラスと共存していくには

カラスの生態や驚きの行動、被害を受けないためにできることについてご紹介しました。

私たち人間にとっては、怖かったり迷惑な存在のカラスですが、カラス側からしてみると生きていくために当たり前のように生活しているだけなんですよね。

共存していくために、私たちができることはカラスの生態を知り、なるべく被害を受けないように対策をすることではないでしょうか。

まとめ

  1. 日本でよく見るカラスは3種類。人間が出す生ごみによって豊富に得られるなどの理由から都心に増えた。
  2. カラスの繁殖期は3月~7月。子育ては約1ヶ月~1ヶ月半。この時期は特に近づかないように注意。
  3. 威嚇、ゴミ荒らし、増やさないための対策をとることが大切。

カラス駆除業者を探す時は、ホットラインを使えば予約前に不安な事を無料で業者に質問ができ、もちろん作業予約することが可能です。
まずは、ご自身にあった安心な店舗を探してみてください。

カラス駆除をプロに依頼するなら

カラス駆除を専門家に相談しようと思っても、各社から資料請求する必要があったり、見積をもらって料金比較したりと、面倒ですよね…。すまいのほっとラインなら、簡単にカラス駆除の業者を探すことができます。

すまいのほっとラインを活用すれば、料金やクチコミなど、サービス選びに必要な情報がすぐに確認できます

「◯◯円~」などの不明瞭な料金表示はなく、追加料金や手数料などもありません。会員登録なしで詳細が見られるので、スタッフ写真や口コミも事前に確認できます。

予約前に聞きたいことがある場合も安心。予約ページ内の「予約の前に出店者に質問する」から担当者に直接質問することができます。

  • ◎ 予約前の個人情報の登録不要
  • ◎ 予約前に不明点をメッセージで聞ける
  • ◎ スタッフ写真や口コミが確認できる
  • ◎ 24時間365日オンライン予約可能
  • ◎ 営業電話なし
※この記事に含まれる情報はお客様の責任でご利用ください
この記事がお役にたてば、星ボタンをクリックして評価いただけると嬉しいです♪
16 投票, 平均点: 4.30

\ SNSでシェア /