腰痛は整骨院か整体院どっち?腰痛の原因から自分できる腰痛整体を紹介
腰痛は今や日本人の4人に1人が腰痛に悩んでいるといわれています。腰痛を抱えながらの仕事や家事、育児はとにかく大変で、なんとか改善したいものです。そこで今回は腰痛がおこるメカニズムや、自分でできる腰痛整体のやり方を紹介します。
腰痛の原因は?
腰痛の原因は様々ですが、代表的な3つの原因について紹介します。
外部からの力が原因
- ひねったり、ぶつけたりしてケガを負ったことによるもの
- 腰部椎間板ヘルニアや腰椎の変形によるもの
病気が原因
- 胃腸や膵臓、肝臓、腎臓、胆のう・尿管結石、膀胱、子宮などの病気によるもの
- 骨粗鬆症によるもの
- がんによるもの
日常生活が原因
- 血液循環の妨げによるもの
- 悪い姿勢が続くことよるもの
- ストレスなど精神的な疲れによるもの
圧倒的に多いのは仕事や日常生活における姿勢や、疲れが原因の腰痛です。ケガや病気による腰痛の場合は、発熱や他の症状を伴うことが多いのが特徴です。
思い当たる原因がないのに腰痛が起こる場合は日頃の仕事などの疲れや、仕事で立っているもしくは座っている時間が多い、ストレスが溜まっていることなどにより血行が悪くなり筋肉や筋がこわばってしまい腰痛につながっていることが多いです。
もともと人間には高い知能があります。他の動物と比較すると脳は重く、しかも二足歩行です。重い頭部及び上半身を支えるのは背骨と腰なので、背骨や腰にかかる負担が大きいことはいうまでもありません。腰は体の中心で、あらゆる動きや力を支える要です。
悪い姿勢を続けたり、年齢と共に背骨及び腰に関わる靭帯、椎間板、軟骨が変形してしまい、血行が妨げられ、筋肉はこわばり腰痛を引き起こします。
自分で腰痛整体する方法「筋ほぐし」
腰痛を改善したくても、なかなか治療院に行けなかったり、体のケアにかける時間や費用がない人もいます。だからといって、置していたらもっと悪くなる一方です。そこで自分でできる「筋ほぐし」の方法について紹介します。
筋ほぐしの手順
- 両手を腰に当てて立ち、お尻にギュッと力を入れます。
- お尻の側面がくぼんで、その上部の親指が触っている部分の盛り上りを確認する。
- 硬い部分が確認できたら、そこを押した状態でお尻の力を抜く。
- 拳や親指で押してほぐして完了。
これは整体師の先生ですら「本当は教えたくない…」と言うほぐし方です。自分でやってみると、確かにほぐした後は、なんだか体が軽いです。整体院でやってもらうと悲鳴をあげるほど痛いですが、自分ではなかなかそこまではほぐせません。それでも毎日続けることで、整体に行く頻度を減らせます。簡単なのでコツコツ続けてツライ痛みを少しでも和らげて下さいね。
自分で腰痛整体する方法「寝るだけ整体」
腰痛の大きな原因である体の歪みは「姿勢改善」「骨盤矯正」など、さまざまな治療院がありますが、保険が効かず費用も高いです。子育て世代の人にとって、そこまで自分のケアにかける余裕はないというのが現実的なところです。
なるべく費用をかけたくないなら先ほどの筋ほぐしだけではなく、バスタオルで簡単に解消する「寝るだけ整体」というのもオススメです。
準備物
- バスタオル(120cm×60cm程度で少し厚みのあるもの)
- ヘアゴム2個
寝るだけ整体の手順
- バスタオルを半分に折って、直径8~10cmくらいになるようくるくると丸める。
- 丸めたバスタオルを首の下に入れて敷いて仰向けに寝る。
ここまでできたら、正しい姿勢になっているか4つのポイントを確認しましょう。
天井がまっすぐに見られるか確認する
首の曲線に枕があっていないと、目線が真上を向きません。違う分厚さのタオルで枕を作り直してみて下さい。
呼吸しやすいか確認する
喉が圧迫されて苦しい時は、枕が後頭部に当たっているかもしれません。首の曲線に当たるように位置をずらしてみましょう。それでもダメならバスタオルが大きい可能性があるので、薄いタオルで枕を作り直してみて下さい。
首が浮いていないか確認する
首が浮いている時は、バスタオルが小さい可能性があります。厚手のものにかえるか、2重に重ねて作り直してみましょう。
肩、肩甲骨が床(寝具)についているか確認する
首を支えるはずの枕の位置が下がり過ぎていると、肩や肩甲骨が浮き上がってしまいます。枕の位置を調整しましょう。この「寝るだけ整体」を詳しく知りたい方は、本を購入してじっくりとやってみて下さい。
別の著者も、同じような本が出版されています。整体の本はたくさん発売されていますが、読むだけでやらない人がとても多いようです。自分のカラダと向き合うため、できることから試してみて下さいね。
腰痛は整体に行くだけじゃダメ
人によっては、1日の3分の1以上椅子に座っているといわれています。悪い姿勢で座り続けることで、骨格が歪んだり筋肉が緊張して腰痛を引き起こします。立っている以上に座っている方が、腰に負担がかかるという説もあります。
腰痛を改善するために自分でできる整体したり、治療院に行くのはいいのですが、正しい座り方を覚えることも非常に重要です。
骨盤を立てて座る
骨盤をまっすぐに立てて「坐骨」で座りましょう。骨盤が倒れた状態で座っていると、全身の重さの60%を占める上半身の重みがすべて腰にかかるそうです。
背もたれをなるべく使わない
骨盤を立てるためには、椅子に深く座って背もたれに寄りかからないのがコツです。
足は前後に置く
骨盤を立てて座り、足は前後に置くと腰が安定して疲れにくくなります。足はどちらが前でもいいです。時々入れ替えましょう。
正しい姿勢を保つことは腰痛の改善だけでなく、猫背やストレートネック予防、肩こり改善、お腹痩せにも効果的です。
腰痛で通うのは整体院?整骨院?整形外科?
腰痛に悩んでいる時は、治療院を探す人も多いですよね?
しかし、整体院、接骨院、整形外科とさまざまで、どこに通えばいいのかよくわからなくなります。それぞれの機関で持っている資格や、治療の内容が違うので、自分にどこがあうのか検討してみましょう。
整形外科
医師免許が必要で、そのため診断や病名を決定したり治療できます。各種検査や、注射、投薬、手術(観血的)も可能です。
整骨院・接骨院
柔道整復師の資格をもっています。医師の同意の元骨折や、脱臼に対する治療が可能とされています。
整体院
必ずこれをもっていなければならないという資格はないようですが、整体師によってさまざまな資格を持っています。名前は「整体院」でも、柔道整復師やはり師、きゆう師の資格、マッサージの資格などを持っている人が多いです。
鍼灸院
はり師・きゆう師の資格を持っています。
まとめ
今回は腰痛がおこるメカニズムや、自分でできる腰痛整体のやり方を紹介しました。腰痛があると仕事や家事がままらなず本当にツライです。諦めて何もしなければますます悪化してしまいます。
現代人はどうしても姿勢が悪くなりやすいです。正しい座り方を意識して腰痛、肩こり、猫背を改善しましょう。腰の痛みが酷い場合は、やはりその道のプロにみてもらうのが1番です。セルフケアだけではできない、こりをほぐす、筋肉、筋のこわばりを取ってもらうととても楽になります。
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