シール剥がしの代用やおすすめ商品|失敗して残ったベタベタを取る方法も解説
子どもがあちこちに貼ったシールのベタベタを「何とかしたい…」買ったばかりの可愛い雑貨のシールが「うまく剥がれない…」そんなママ達のお悩みを解決してくれる方法を探しました。効果のあった方法、イマイチだった方法、おすすめのグッズなど参考になれば嬉しいです。
効果のあった2つのシール剥がし方法
シールは表面のラベル部分と、ノリの役割を果たす粘着成分が含まれたシートとの二層構造になっています。シールの粘着成分に使われている原料はデンプン、天然ゴム、ウレタン、アクリル、シリコンなどさまざまな種類があります。さらに水溶性のものとそうでないものに分かれています。
この粘着成分が紙や木、プラスチック、金属などの表面の細かい凸凹部分にくっつき、時間がたてばたつほど乾燥してがっちり固まり剥がしづらくなります。
ドライヤーで温める
シールの粘着成分は熱に弱く、温めると粘着成分が弱まります。15cmほど離してドライヤーで温めて、端からゆっくり剥がしていきます。熱に弱いプラスチック素材などは、ドライヤーをあてる時に熱で素材が変形変色しないように十分注意してください。
中性洗剤
中性洗剤に含まれている界面活性剤は、乾燥したシールの粘着部分へ水分を含ませる手助けしてくれます。水溶性の粘着剤を使ったシールは、ただの水でも一晩程度つけ置きすれば剥がれます。中性洗剤を使えば10分程度で剥がれます。その日中に解決できるのは嬉しいです。
中性洗剤をシールに塗りつけた後、ラップでおおうとさらに簡単に剥がせます。住まいの洗剤(マイペットやマジックリン)で試しましたがキレイに剥がれました。
一気に剥がそうとすると表面の紙ラベル部分だけべりっと剥がれて、粘着部分の層が剥がしきれず、貼りついたままになってしまいます。ゆっくり丁寧に剥がしましょう。
イマイチだった4つのシール剥がし方法
シール剥がしの方法は色々紹介されており、自宅にあるもので手軽にシール剥がしができるということでとても魅力的です。なかには実際に試してみて、イマイチだった方法もあったので紹介します。
酢
酢は酸性であり、シールの粘着部分をゆるませる効果があると紹介されていました。試したところ表面の紙ラベルはふやけて剥がれたものの、下の粘着部分は残ってしまいました。この時試したシールの粘着成分が合わなかっただけかもしれませんが、酢の臭いもきつくイマイチでした。
ハンドクリーム
普段使っていた100均のハンドジェルで試してみましたが、全く剥がれませんでした。ニベアのハンドクリームでも同じでした。シールの粘着成分によって、ハンドクリームで剥がれる効果との相性があるようです。
歯磨き粉
歯磨き粉をシールに塗りつける方法を試してみましたが、表面の紙がボロボロ削れただけで、キレイに剥がれませんでした。ハンドクリームと同じく、歯磨き粉も現在使っているものがシールの粘着成分に効果があるとは限らないようです。
シールを剥がすために普段使いのものを買い替えるくらいなら、専用シール剥がし剤を買った方がいいのかなと感じました。
除光液
除光液をプラスチック素材に貼っていたシール剥がしに試したところ、シールを剥がした後に白く変色してしまいました。金属素材のものなら使えると思います。こちらはシールの粘着成分というより、貼ってある素材との相性を見ないといけません。
シール剥がしが失敗して残ったベタベタを取る方法
シールを剥がしても上手く剥がれず、粘着成分だけ残ってしまったら「もう諦めるしかないのかな?」と考えますが諦めるのはまだ早いです。5つの方法から、試しやすそうな方法を試してみて下さい。
セロテープ
シールを剥がしがうまくいかなかった時は、セロテープの粘着側を外側にして輪っかを作ります。シールの剥がしで残った部分にセロテープをペタペタと押し当てて取り除きます。
ガムテープ
シールを剥がしがうまくいかなかった時は、セロテープと同じようにガムテープの粘着部分を押し当てて取り除けます。セロテープよりガムテープの方が粘着成分が強く、テープ幅も広いので一気に落とせます。
消しゴム
シールを剥がしがうまくいかなかった時は、消しゴムをあてて落とす方法があります。しかし、広い範囲はちょっと面倒なので、小さなラベル跡に向いている方法です。
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シールを剥がしがうまくいかなかった時は、サビ止め剤に使用するオイルですが、シールの剥がし残しにも使えます。
サビ止め剤に使用するオイルをスプレーした後、シールのベタベタ部分がジェリー状態になるので、少しずつ1箇所に集めて取り除きます。
ZIPPOオイル
シールを剥がしがうまくいかなかった時はは、100均で売っているライターオイルもシールのベタベタを落とすのに効果があります。
おすすめのシール剥がしできるグッズ
紹介したとおりシール剥がしは、自宅にあるものでも代用できます。しかし、効果がなかったり、失敗して逆に汚くなってしまったという経験談も多いです。シール剥がし専用スプレーを使えば簡単に落とせます。
スリーエムのスプレータイプの商品です。貼ってから年数のたったシールでもキレイに剥がれます。
スプレータイプのシール剥がし剤です。広範囲にスプレーできるので便利!紙製品にも使えます。
爪や手でシールを剥がすより、ヘラを使うとキレイに剥がれます。
スプレータイプのシール剥がし剤とヘラがセットになっている商品です。
超強力という商品名どおり、強粘着のシールでもキレイに剥がしてくれます。
まとめ
今回はシールの種類別にシール剥がし方法や、おすすめグッズを紹介しました。自分で色々試したけど、結局「シールがうまく剥がれない…」「自分でシールを剥がすのは面倒」という人は、ハウスクリーニング業者にシール剥がしを頼んでみてはいかがでしょうか?
ハウスクリーニング業者に、シール剥がしを依頼する人は結構多いそうです。小さな子供がたくさん貼ったものだと範囲も広く自分でするのも大変です。
業者に依頼してのシール剥がししてもらうと料金は1箇所300円~500円程度です。業者によってはシール剥がし単体での依頼は受け付けておらず、オプションで依頼できるところもあります。ハウスクリーニング1部屋の料金相場は、20,000円程度です。
業者用の洗剤とプロの技術で家具だけでなく、ガラスに貼られたシールや、壁に貼ってあるシールもキレイに剥がしてくれます。諦めていたシールもキレイに剥がしてくれるので、部屋全体が蘇ります。
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