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外構フェンス(目隠し)の取り付け

外構フェンスの選び方から費用相場を解説|近隣トラブルや対策もまとめて紹介

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防犯対策やプライバシー保護に有効なのがフェンス設置です。そこで今回は外構フェンスを設置するメリットや選び方、料金相場を紹介します。

フェンスを設置する3つのメリット

フェンスを設置する3つのメリット
フェンスを設置する3つのメリット

境界線の付近に建てたフェンスは、自分と大切な家族が安心して暮らせる我が家にしてくれます。物理的に遮ることで、自宅の周囲で安心して過ごせることが大きなメリットです。

防犯効果がある

悪意がある第三者は、住人に怪しまれないように遠くから観察しています。外からの目線を遮るフェンスがあれば、下見している空き巣など不審人物を寄せ付けません。治安悪化が問題になっている昨今では、しっかり固定しているフェンスによる防犯対策が大切です。

中庭や外周で安心して過ごせる

庭まで含めたオープン形式の住宅では、境界線にフェンスを建てることでプライバシーを守れます。目隠しフェンスで囲んでおけば、小さい子どもを庭で遊ばせても安全です。日常生活で隣家の住人や通行人から見られることがなく、のびのびと暮らせます。

自宅の敷地を周囲にアピールできる

フェンスを乗り越えることは、心理的にも体力的にも大変です。「うっかり迷い込んだ」という言い訳ができず、いたずら目的での侵入を防げます。乗り越えにくい形状にしているフェンスも多く、自宅の敷地について効果的にアピールできます。

住宅に似合う外構フェンスの選び方

住宅に似合う外構フェンスの選び方
住宅に似合う外構フェンスの選び方

お金と手間をかけて設置するので、期待しただけの効果があるフェンスにしたいものです。実際に使われてるフェンスの種類を知って、自宅にピッタリの商品を選びましょう。

目隠しフェンス

戸建てやマンションで敷地の境界線をグルリと囲んでいるのが「目隠しフェンス」です。エクステリアとして建築物を引き立てる効果があり、同時に外から覗けないように壁となる役割も果たしています。

横長の板を並べた形状で、適度に光や風を取り入れるために板間隔1~3cmとして設置するのが一般的です。

目隠しフェンス幅1998mm×高さ1200mm
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タカショー フェンス アルミボーダー 耐久性のあるアルミ製
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メッシュフェンス

網目状で視界をほとんど遮らないのが「メッシュフェンス」です。スチールやアルミ製なので頑丈で使いやすく、ガーデニングによって植木鉢を飾っている事例も多く見られます。採光と通気性が抜群で植物を育てている場合や、自宅のデザインを見せたい場合にベストマッチです。

簡単金網フェンス・改良型 1500 ネット+支柱セット
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透過率ゼロのフェンス

絶対に覗かれたくない箇所には、ポリカーボネート製で正面からの透過率がほぼ0%のフェンスがオススメです。プライベート空間であるリビング、浴室、私室の目隠としても、よく選ばれています。背丈が隠れるぐらいの高さで設置すれば、自宅の外周と庭が安心できる空間になるのが特徴です。

屋外フェンス 灰色のプライバシー テラスの中庭の塀スクリーン
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フェンスを設置する料金相場はいくら?

フェンスを設置する料金相場はいくら?
フェンスを設置する料金相場はいくら?

フェンスの設定は、柱の設置と本体の組み込みの2段階で作業します。柱を地面にしっかり固定するためモルタルで固めます。

フェンス設置の基本料金

外構の工事に慣れているリフォーム会社に依頼すると、フェンス代の他に工事費用がかかります。全長6mのフェンスでは、地面に穴を開けて柱を設置する基礎工事と組立で40,000円程度です。フェンス一式の最低価格は40,000円程度、予算として合計80,000円以上となります。

しかし、フェンスは柱1本、板1枚が追加されるたびに高くなります。ブロック塀の施工も依頼する場合は6mの3段積みで100,000円程度上乗せになります。

木製フェンス設置の料金相場

本体の相場が全長3.6mで60,000円程度の木製フェンスには、基本的に基礎工事がありません。風雨に耐えるための塗装も必要ですが、工事費用が20,000円程度でアルミ系よりも安価です。

柔らかな印象を与える木製フェンスは、風の影響を受けやすい点に注意しましょう。天然木を使用したフェンスは防腐剤などの定期的な塗り直しが必須です。

既存フェンスを壊す場合は別途料金

古いフェンスがある場合は、取り壊しして撤去する費用もかかります。取り外したフェンスの残骸は、原則的に自治体では処分できないゴミとなります。そのためDIYで取り外しても、結局はリフォーム会社などに引き取りを依頼するしかありません。

フェンスを設置する時は近隣トラブルに注意しよう

フェンスを設置する時は近隣トラブルに注意しよう
フェンスを設置する時は近隣トラブルに注意しよう

フェンスを設置する工事をいざ始める段階になって、隣家から苦情がくることもあります。敷地の境界線に建てるフェンスは、トラブルの原因になりやすいので注意しましょう。

隣家との境界線を確認する

土地の境界線は、境界杭と呼ばれる物体によって定義されています。境界線をまたぐフェンスを作る時には、その土地のオーナーの承諾が必須です。フェンスの設置は地中の基礎部分にまで及ぶので、隣家から「自分たちの敷地の分は撤去してください」と言われたら全部作り直しになります。費用を折半して共有物とする場合は、両面が同じデザインである間仕切りタイプを選びましょう。

自宅の敷地内であれば許可は不要です

自宅の庭などの敷地内であれば、他人の許可は不要です。しかし、フェンスの設置によって日陰になったり、風通しが悪くなった等のクレームになることもあります。住んでいるエリアの自治会や、組合でルールを決めている場合もあるので一度確認してみましょう。

メッシュフェンスの人気が高いのは、隣家の採光や通気性にほとんど影響がないからです。

事前に業者に相談する

リフォーム会社はフェンス設置の経験が豊富です。境界線トラブルについて実体験で知っており、横のつながりでも情報収集と対策しています。作業員が一番困るのが、当日に準備を整えていざ始めようという段階での隣家からのクレームです。自宅の敷地内だからと、何をやろうが勝手というわけにはいかないので、早めに相談しておくことをオススメします。

まとめ

今回はフェンスを設置するメリットや選び方、料金相場を紹介しました。防犯対策やプライバシー保護に有効なフェンスですが、設置するなら検討して納得のいくものを設置しましょう。

フェンスには色々な種類がありますが、業者に相談して予算やデザインなど、あなたの自宅に合うものを選びましょう。置くだけのタイプを自分で設置するよりも、長持ちすするように設置できるのが「プロの技」です。

隣家とのトラブルは事前の話し合い、地域のルールや業者の意見で回避することが可能です。完成したら見えなくなる基礎部分によって品質が決まるので、見積もりで施工手順を説明してくれる優良業者を選びましょう。

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