服についた油染みを落とす方法|時間が経った頑固な油染みの落とし方や油汚れの洗剤も紹介
料理中に油や調味料が飛んでしまったり、子どもがケチャップを服につけてしまったなどよくあります。そこで今回は服についた油染みの種類や、落とす方法を紹介します。
服につく3種類のシミや汚れの特性
シミの種類 | シミの原因 | シミの性質 |
---|---|---|
油溶性 | 調理用の油、カレー、ケチャップ、口紅やファンデーション | 油溶性の特徴は水に溶けにくいが油には溶けやすい性質です。落とす時は40℃~60℃のお湯を使うと効果的です。 |
水溶性 | コーヒー、お茶、ジュース、血液 | 水溶性のシミは水に溶けやすいので、水と洗剤で落とせます。 |
不溶性 | 墨汁、泥汚れ | 不溶性のシミは水にも油にも溶けません。研磨作用のある物を使うと汚れが落ちる場合がある。 |
油溶性(脂溶性)のシミ
油溶性の特徴は水に溶けにくいが油には溶けやすい性質をもっています。油は水には溶けにくいですが、水が温まると粘度が下がって洋服の繊維から油分が剝がれやすくなります。落とす時は40℃~60℃のお湯を使うと効果的です。
また、油染みは酸性なのでアルカリ性の洗剤を使って中和させる、または重曹や酸素系漂白剤を用いるのもいいですね。油溶性の主な汚れは、調理用の油、カレー、ケチャップ、口紅やファンデーションがあります。
水溶性のシミ
水溶性のシミは水に溶けやすいので、水と洗剤でシミを落とせます。水溶性の主な汚れはコーヒー、お茶、ジュースや血液です。
不溶性のシミ
不溶性のシミは水にも油にも溶けません。一度ついてしまうと落とすのが難しいシミです。水や油では溶かさず、研磨作用のある歯磨き粉を使うと汚れが落ちる場合があります。不溶性の主な汚れは墨汁や泥汚れです。
この中で服についてしまった油染みは「油溶性(脂溶性)」になります。つけてしまってすぐの汚れや軽い汚れですと洗濯機で落ちる可能性もありますが、油染みは水に溶けにくいため、通常通り洗濯機を回しても汚れは落ちません。洗濯機で回す前に適切に処理方する事で、厄介な油染みをキレイに落とせます。
シミを落とす前に必ず洗濯表示を確認しましょう。耐熱温度や、水洗いが可能かどうかなどの表示を確認しましょう。油染みがキレイに落ちても、服そのものが色落ちしてしまう可能性もあります。
いつ付いたかわからないシミは油染みなのか?水溶性のシミなのか?見分けてから洗濯しましょう。シミや汚れに水を一滴垂らして、水滴がはじけば「油染み」です。
服についた軽い油染みの落とし方
服に付いてしまった油のシミを見て諦めてしまっていませんか?諦める前にひと手間を加えて洗濯機に入れましょう。
服に付けて間もない汚れは食器用の中性洗剤を使って、油を浮き上がらせて落としましょう。
準備物
- ぬるま湯
- バケツ
- 食器用洗剤
- 古歯ブラシ
軽い油染みの落とし方
- バケツなどに40℃程度のお湯をはり、服をしばらく浸しておく。
- お湯に浸した服を取り出し、汚れた部分に食器用洗剤をつけます。
- 汚れた部分を揉みこんだり、古歯ブラシを使って擦り洗いして汚れを落とす。
- お湯またはお水で水が濁らなくなるまですすぎを繰り返す。
- 洗濯機に入れていつも通り洗濯して完了。
服についた頑固な油染みの落とし方
食器用洗剤でも落ちなかったものや、時間が経ってしまった頑固なシミにはクレンジングオイルを使って落としてみましょう。
準備物
- クレンジングオイル
- タオル
- 古歯ブラシ
服についた頑固な油染みの落とし方
- タオルを油染みの下の部分に敷き、油染みの部分にクレンジングオイルをつける。
- クレンジングオイルが油染みに浸み込んでなじむまで5分程度置く。
- 古歯ブラシを使ってオイルを付けた部分をトントンたたいて汚れを落とす。
- お湯またはお水で水が濁らなくなるまですすぎを繰り返す。
- 洗濯機に入れていつも通り洗濯して完了。
クレンジングオイルは乾いた状態でをつけることがポイントです。濡れた状態でクレンジングオイルをつけると油染みが落ちにくくなります。
作業着に付いた機械油の汚れは専用洗剤を使う
機械油など強力な汚れが付いてしまった作業着の油染みを落とすためには、専用の洗剤を使って落とします。
準備物
- 熱めのお湯
- 専用の洗剤
- 古歯ブラシ
機械油の汚れの落とし方
- 機械油の油染みはとても強力なため60℃くらいの熱めのお湯に、洗剤を一緒に混ぜてつけ置きする。
- ある程度油汚れが浮き上がってきたら古歯ブラシなどを使って油染みの部分をこすり洗いする。
- お湯またはお水で水が濁らなくなるまですすぎを繰り返す。
- 洗濯機でいつも通り洗濯して完了。
服に油染みが付いた時の応急処置
服に付いた油染みは時間が経てば経つほど汚れが浸み込み取りづらくなります。そうならないためにも応急処置を知っておきましょう。
準備物
- ハンカチまたはティッシュ
- 石鹸やハンドソープ
油染みが付いた時の応急処置
- 付いた汚れをハンカチまたはティッシュで拭き取る。
- 水で濡らしたハンカチまたはティッシュで汚れた部分をポンポン叩く。
- 石鹸があれば浸み込ませて叩く。
- 汚れた部分を洗い流す。
まとめ
今回は服についた油染みの種類や、落とす方法を紹介しました。お気に入りの洋服にシミを付けてしまって時は、ぜひ挑戦してみてください。
毎日お仕事や育児などで忙しい方、しつこい油染みを自分で落とすのが面倒な時は家事代行にお願いできます。無理せずに依頼してみましょう。
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