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【通訳の資格】仕事に活かせる検定試験と国家資格「通訳案内士」まとめ

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新型コロナウイルスの影響で、外国人観光客は減ってしまいましたが、英語が使えると仕事の幅が広がる時代です。外国人と、日本人の間を橋渡しする役割として、通訳や通訳案内士といった、職業がますます必要性を増してきています。そこで今回は、通訳になるために必要な資格や、語学の勉強ができるオススメの学校について紹介します。

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【通訳の資格】通訳になるために特別な資格は必要ない!

【通訳の資格】通訳になるために特別な資格は必要ない!

外国人労働者や、外国人観光客とのコミュニケーションを図る上で、非常に重要となってくるのが通訳の仕事です。この通訳の仕事するために、必要な資格というのは特にありません。通訳になるため必要なのは、資格よりも常に勉強する姿勢や、様々な仕事する中で培ってきた経験です。

しかし、自分の語学の能力がどの程度なのか客観的に証明するには、通訳団体が実施する通訳検定が役に立ちます。通訳検定について、まとめたので参考にしてみて下さいね。

【通訳の資格】通訳を仕事にしたい人にオススメの検定試験

【通訳の資格】通訳を仕事にしたい人にオススメの検定試験

通訳として自分の語学力を客観的に知り、就職活動する時にも役にもアピールポイントとなる「通訳検定」というものがあります。通訳検定には、大きく分けて3つの種類があります。

【通訳の資格】TOEIC(R)

英語でのコミュニケーション能力を幅広く判定する、世界で共通のテストです。英語能力を必要とする職業つく時に、必要な指標となります。

TOEIC(R)には初心者向けから上級者向けまで、3つのレベル試験があります。通訳として働くためには上級者向けのListening & Reading Test で、900点以上取る必要があります。

【通訳の資格】実用英語技能検定

読み書きや話す、聞くなどの4つの能力を測定する技能試験です。日常会話から社会で求められる実用英語などから出題されます。通訳を目指す人は、一番難しい1級の試験に合格するよう勉強しましょう。

【通訳の資格】TOBIS

TOBISとは会社員や、長期派遣で通訳として働く人の実力を測るための試験です。実際のビジネスの現場を想定して、逐次(ちくじ)通訳と同時通訳(1級のみ)が行われます。ビジネスの現場で通訳として働くには、2級以上を目指しましょう。

【通訳の資格】語学系唯一の国家資格「通訳案内士」

【通訳の資格】語学系唯一の国家資格「通訳案内士」

日本は現在、年間2000万人近くの観光客をむかえています。その観光客に対して外国語でガイドするのが「通訳案内士」という仕事です。「通訳案内士」とは別名を「通訳ガイド」とも言います。

日本に訪れた外国人観光客に対して、外国語で観光案内や宿泊先の確認、病気などのトラブルの時にも対応しなくてはいけません。このため「通訳案内士」には、ツアーコンダクターのようなサービス業に近い事もやらなければいけません。ガイドブックの内容をそのまま伝えるだけではなく、自分の言葉でその土地の文化や歴史などを説明しなければいけません。このため語学力だけではなく、幅広い知識や臨機応変に対応できる能力がもとめられます。

「通訳案内士」になるためには「通訳案内士試験」という>国家試験に合格する必要があります。

【通訳の資格】通訳案内士試験の内容

この試験はかなり難易度が高く、語学力の他に日本の地理や文化、歴史など幅広い知識が求められます。試験は「日本政府観光局」によって1年に1回実施されており、受験者の国籍や性別、年齢は問われません。

試験は英語やフランス語、ポルトガル語など10言語の中からひとつを選んで受験します。

【通訳の資格】通訳ガイドとして働くには?

通訳案内士として働くためには国家試験に合格したあと、各都道府県に登録すると通訳ガイド関連団体による新人研修が行われます。そのあと正式に通訳ガイドとしてデビューすることになります。

通訳ガイドはフリーランスとしての働き方が一般的です。代理店や人材派遣会社に通訳ガイドとして登録して、仕事を紹介してもらいます。通訳や通訳案内士として働くことを希望している方は多く、仕事を獲得するのは簡単ではないことを覚えておきましょう。

【通訳の資格】通訳になるための学びが充実している大学

【通訳の資格】通訳になるための学びが充実している大学

通訳や通訳案内士として働くために、語学を学ぶことのできる学校について紹介します。

【通訳の資格】フェリス女学院大学(神奈川県横浜市)

歴史学や言語学、国際関係学、国際文化学などを学べます。ツアーコンダクター、外資系スタッフ、通訳、コンシェルジュなどに就職できます。

ビジネスの現場で必要な英語を、ネイテブの講師から学べます。社会の現場で通用する英語力や、子供に英語を指導するための英語力を養います。アメリカや、ヨーロッパ、アジアなどの11か国18大学に交換留学協定校があります。

【通訳の資格】京都ノートルダム女子大学(京都府京都市)

語学、コミュニケーション学、国際文化学などが学べます。通訳や翻訳家、語学教師などの職業を目指せます。全生徒が留学の対象となり、専門教育や授業以外の活動も、キャンパス内でのすべての活動を英語で行います。

TOEIC(R)Listening & Reading Test 73点以上を目指し、つちかった英力を本物へとたかめていきます。

【通訳の資格】拓殖大学(東京八王子市)

文化人類学、法学、政治学、政策学などを学べます。外資系スタッフや海外営業、外務公務員、外交官などの職業を目指せます。

国際協力、国際経済、国際政治など6つのコースがあります。八王子キャンパスと、文京キャンパスがあります。

【通訳の資格】中京大学(愛知県名古屋市)

言語学、コミュニケーション学、国際関係学などを学べます。国家公務員や、地方公務員、海外営業などの職業を目指せます。

多彩な英語にふれて異文化交流をふかめ、自分の考えを自分の言葉で伝え、真のコミュニケーションを重視しています。外国人教員との対話によって英語での対話力を身につけ、海外体験をつうじて異文化理解を促進します。

【通訳の資格】同志社女子大学(京都府京都市)

言語学、コミュニケーション学、国際文化学などを学べます。外資系スタッフ、コンシェルジュ、客室乗務員などの職業を目指せます。

国際社会で必要な英語能力とコミュニケーション能力の向上を目的としています。英米文学や英米文化、言語やコミュニケーションなどを広く深く学習していきます。ネイテブスピーカーの教員がクラスを担当し、留学をめざす学生にとって最適な場となっています。

通訳に資格は不要だが検定が役立ちます!

今回は、通訳になるために必要な資格や、語学の勉強ができるオススメの学校について紹介しました。ますますグローバル化していく時代に取り残されないためにも、世界各国との対話の重要性が増しています。

また現在日本では、人口減少による人手不足に対抗するために、外国人労働者を増やす政策を次々と打ち出しています。そんな外国人の受け入れ先として、雇用主や移住先で無駄なトラブルを避けるためには、外国人とのコミュニケーションが必要不可欠です。

そこで重要になってくるのが通訳や通訳案内士といった職業の方々です。こういった方々が雇用主や、移住先の住人と外国人の橋渡しすることで、お互いを尊重し合って仲良く暮らしていくことが可能になるでしょう。

まとめ

  1. 通訳に特別な資格は必要ありませんが、検定試験で自分のスキルを試してみましょう
  2. 外国人観光客を対象にガイドするなら「通訳案内士」の資格を取得しよう
  3. 通訳になるために大学進学を目指す人は、大学を比較して自分の希望にあった学校を選ぼう

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