おしゃれ着洗いと洗濯洗剤の違いは?オススメのおしゃれ着洗い洗剤9選
冬になると活躍するセーターやコートなど家で洗濯できないものも多いです。毎回クリーニングに出すと高く、持って行ったり取りに行く手間がかかります。そんな時の強い味方がおしゃれ着洗いです。そこで今回はおしゃれ着洗いと洗濯洗剤の違いや、おすすめのおしゃれ着洗いを紹介します。
洗濯洗剤とおしゃれ着洗いの違いは?
洗濯洗剤とおしゃれ着洗いの違いはあるのでしょうか?明確な定義はありませんが、おしゃれ着洗いは一般的にウールやシルクなどデリケートな素材が洗える洗剤です。洗濯表示を見て「手洗いマーク」「弱水流マーク」「ドライマーク」がついていたらおしゃれ着洗い使いましょう。
洗濯洗剤とおしゃれ着洗いの大きな違いは液性と成分の違いです。洗濯洗剤の液性は主に弱アルカリ性ですが、おしゃれ着洗いは中性です。皮脂や汗、食べこぼしなどの汚れは酸性のためアルカリ性の洗剤の方がよく落ちますが、洗浄力が高いぶん洋服を傷めてしまいます。特にシルクやウールといった動物性たんぱく質の繊維は、アルカリ性だとダメージを受けて縮んだり型崩れしたり毛玉ができてしまいます。
おしゃれ着洗いはアルカリ性の洗剤より洗浄力が劣りますが、ウールやシルクなどの衣類をダメージを抑えながら洗えます。繊細なレースやランジェリーにも安心して使えます。
成分面では界面活性剤の量と、蛍光剤(蛍光増白剤)や漂白剤の有無の違いがあります。洗濯洗剤は界面活性剤の割合が23~56%、おしゃれ着洗いの界面活性剤の割合は19~22%です。
洗濯洗剤は界面活性剤が多いので洗浄力が高いですが、そのぶん繊維に負担がかかります。おしゃれ着洗いは界面活性剤の量が少ないので洗浄力は低いですが、繊維を傷めずに洗濯できます。
蛍光剤(蛍光増白剤)や漂白剤といった添加物はタオルやシーツなど白く洗い上げたい洗濯物には適しています。しかし、ブラウスやニットなど淡い色の衣類に使うと色落ちしてしまいます。
洗濯洗剤は蛍光剤や漂白剤が含まれているものが多く、淡い色の衣類の洗濯には向いていません。一方、おしゃれ着洗いは蛍光剤や漂白剤が入っていないため色落ちの心配なく洗えます。
時短とコスパで選ぶなら柔軟剤入り洗剤
洗濯する時には洗濯物がゴワゴワしないように柔軟剤(柔軟仕上げ剤)を入れます。おしゃれ着洗いを使う時も柔軟剤を入れた方がふんわりと仕上がります。
そこでおすすめしたいのが、最初から柔軟化剤やシリコンなどの柔軟成分が入っている柔軟剤入りおしゃれ着洗いです。既に柔軟剤が配合されているので、あとから柔軟剤を入れなくても洗濯物が柔らかく仕上がります。洗剤と柔軟剤を入れる手間が1度ですむので便利です。洗剤と柔軟剤が1本ですむのでコストが安くすむのもありがたいです。
肌が弱い人はオーガニック洗剤
赤ちゃんや肌が弱い人にはオーガニック洗剤がおすすめです。オーガニック洗剤とは、石油由来成分などの化学製品を使わず、植物などの自然由来成分で作られた洗剤のことです。低刺激なので肌が荒れやすい人でも安心して使えます。環境にも優しいので、エコに関心がある人にもおすすめです。
ふっくらする柔軟剤入りおしゃれ着洗い3選
おすすめの柔軟剤入りおしゃれ着洗いを紹介します。「いろいろな洗剤があって迷ってしまう…」という人の参考になれば幸いです。
筆者が使った洗剤の中で一番おすすめするおしゃれ着洗いがアクロンです。洗浄力抜群で柔軟化剤が配合されているので仕上がりがふっくらです。すすぎ1回なので水道代の節約にもなります。これで200円台なんてコスパ最高です。
筆者は規定量に薄めたアクロンを小さなボトルに入れて洗面所に置き、毎日シルクマスクを洗ったり、セーターやコートを着た後のお手入れに使っています。食べこぼしのシミは、部分的に洗剤を馴染ませてから洗濯するとキレイに落ちます。
香りにこだわった洗剤で、ベリーとフローラルの甘い香りが長時間続きます。香りを重視する人におすすめのおしゃれ着洗いです。型くずれ防止、洗濯ジワ防止、柔らか仕上げの機能があるので、ウールやアクリルなどの衣類がふんわりキレイに洗い上がります。
つけこみタイプのおしゃれ着洗いです。たった3分つけこんでおくだけで、ドライクリーニングでは落とせない汗ジミや口紅などの油汚れがキレイに落とせます。除菌成分配合で部屋干しでも雑菌の繁殖を抑え、嫌な臭いを防ぎます。
肌にも環境にも優しいオーガニック洗剤3選
ソネット社はドイツのオーガニック洗剤のパイオニアです。ソネットのナチュラルウォッシュリキッドは、オリーブ油石鹸が主成分の100%天然原料を使用しており、使用後は生分解して自然に還るので川を汚しません。石油由来の界面活性剤や蛍光増白剤などは一切含まれておらず、敏感肌やアトピーの人でも安心して使えます。柔軟剤入りのおしゃれ着洗いなのでこれ1本でふんわりと洗濯物が仕上がります。
100%植物由来(パームヤシ)で作られた柔軟剤入りおしゃれ着洗いです。洗ったあとの着心地のよさは最高です。抗菌効果があり、部屋干しの生乾き臭を防ぎます。
エコベールはベルギーで誕生したヨーロッパの人気ブランドです。デリケートウォッシュは、動物実験一切なしの植物由来成分で作られた肌に優しい洗剤です。ウールやシルクへの使用もOKで使用後は自然に戻ります。
おしゃれ着洗いがない時に代用できる物
たまにしか着ないワンピースのためにおしゃれ着洗いを買うのはもったいないと思う人もいるのではないのでしょうか。だからといってデリケートな素材の衣類を普通の洗濯洗剤で洗うのはおすすめできません。
食器用洗剤
中性の食器用洗剤がおしゃれ着洗いの代用になります。洗濯洗剤より洗浄力は劣りますが、油汚れなどがしっかり落ちます。普通の洗剤より泡が多く立つので、洗濯機での使用は避け手洗いで洗いましょう。
シャンプー
ウールは羊の毛です。シャンプーは人の毛を洗うものなので、ウールを洗うことも可能です。シャンプーだけだと仕上がりがゴワゴワするので、柔軟剤代わりにコンディショナーを使うとふんわりと洗い上がります。試供品のシャンプーやコンディショナーを使えばコスト0円でおしゃれ着洗いの代用品になります。
まとめ
今回はおしゃれ着洗いと洗濯洗剤の違いや、おすすめのおしゃれ着洗いを紹介しました。おしゃれ着洗いと普通の洗濯洗剤は液性や成分が違います。ウールやシルクなどのデリケートな素材は、必ずおしゃれ着洗いを使って洗いましょう。
柔軟剤入りおしゃれ着洗いや、肌が弱い人に適したオーガニック洗剤などもありますので、自分に合った洗剤を選んで洗濯しましょう。忙しくて洗濯や掃除など家事する時間がない人は、片付け・家事代行サービスがおすすめです。
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