自分でできる傘の修理方法5選|傘の修理できる5箇所(石づき、つゆさき、骨、生地)と料金相場
壊れた傘は、必要な部品が揃えば自分でも簡単に修理できます。そこで今回は壊れた傘を自分で修理する方法を紹介します。
壊れた傘は修理できる?
結論からお伝えするとスタンダードな傘は自分で修理できます。傘によっては特殊な部品が使用されていたり、複雑な構造になっているものは素人では修理するのは難しいです。
傘をさしている時には内側になっている部分が、閉じた時には外側になる「逆開き傘」と呼ばれるタイプなどは自分で修理するのは難しいです。
特殊なタイプの傘であれば購入店に問い合わせるか、専門業者に修理を依頼しましょう。諦めて新しい傘を買い替えた方がいいかもしれません。
傘の各パーツと修理する料金相場
傘を修理する前に各パーツ名を確認しておくと部品を調達する時や、修理を依頼する時にスムーズに対応してもらえるでしょう。
①石づき
- 傘の先端部のことで長傘の石づきは長く、折り畳み傘は短い。デザインやカラーは複数あり
- 修理料金の相場・・・150円~1,000円
②つゆさき
- 受け止めた雨がしたたる部分です
- 修理料金の相場・・・200円~1,000円
③親骨
- 風などで折れて壊れやすい部分。自分で修理可能です
- 修理料金の相場・・・500円~1,000円
④受け骨
- 下ロクロから親骨に向けて下支えしている短い方の骨。親骨と受骨の接している部分はダボと呼ぶ
- 修理料金の相場・・・500円~1,000円
⑤傘布(生地)
- 傘の布部分
- 修理料金の相場・・・300円~
⑥中棒
- シャフトとも呼ぶ
- 修理料金の相場・・・2,000円
⑦持ち手
- ハンドルとも呼ぶ
- 修理料金の相場・・・2,000円
傘が壊れた場合は新しい部品と交換する必要があります。各部材はネット通販やホームセンターで簡単に購入できます。店舗によりますがダイソーなどの100円ショップにも傘修理キットが売られているようです。
各パーツにはさまざまな大きさや色があるので、必ず確認してから買いましょう。
パーツ別に傘を修理する手順
石づきの修理方法
準備物
- 接着剤
- 石づきのパーツ(必要な場合)
石づきを修理する手順
- 傘の先端部に付いているパーツを外し、その内側にある「心棒」と呼ばれる芯が見える状態にする。
- パーツを外したら心棒にボンドや瞬間接着剤を塗る。
- 外したパーツまたは、新しいパーツを取り付けて固定する。
- 接着剤が乾けば修理完了。
傘の先端がぐらぐらしているのを直すのであれば、①で取り外した元のパーツを心棒にかぶせます。先端が劣化または破損し、取り換える必要がある場合は新しい先端パーツを心棒にかぶせます。奥まで入れてしっかり固定するのがポイントです。
つゆさきの修理方法
準備物
- 針
- 糸
- 替えのつゆさき
つゆさきを修理する手順
- 古いつゆさきを本体から取り外す。
- 角になっている部分の傘布(つゆさきが引っ付いていたところ)を傘の内側に向かって3~4mm折る。
- 傘の内側(②で折り込んだ部分の上)につゆさきをのせて針で縫い付けて完了。
>古いつゆさきを外す時は、傘の骨と分離できるなら引っ張って外し、縫い付けられているタイプなら切り離しましょう。
折れた骨の修理方法
準備物
- ペンチ
- 四ツ爪または三ツ爪
- 針金またはハトメ
骨を修理する手順
- 骨の曲がっている部分を折れないように慎重に伸ばす。
- 折れた部分に沿わせるようにパーツを外側からたぶせる。
- パーツを固定する場所が決まったら、骨に巻き付けるように爪を折り曲げる。
- 骨にパーツがしっかと取り付けられたら修理完了。
骨折した部分が中央にくるようにパーツをかぶせるのがポイントです。もし骨の変形がひどくて入りきれない場合は、変形した部分だけ切除しましょう。
時間のある方は、以下の動画で手順をわかりやすく確認できます。
骨の接合部分(ダボ)の修理方法
準備物
- ペンチ
- 針金またはハトメ
- ニッパー
- 関節爪
骨の接合部分(ダボ)を修理する手順
- 親骨と受け骨をつなぐハトメ部分を取り外す。
- 古い関節部分を外す。
- 骨接ぎ用のパーツを外側からセットし、穴がピッタリはまるようにする。
- パーツには本体と固定するための爪部分が付いているので、ペンチでしっかり折り込んで骨を固定する。
- 接続部の穴を合わせ、その穴に針金またはハトメを通して固定し完了。
針金の場合は2回ほど通して最後は1cmくらいねじって留めましょう。針金が危なくないように折り込みましょう。ハトメを使う場合はハトメを穴に通した後、ペンチで強くおさえて固定できます。
破れた生地の修理方法
準備物
- ナイロンシート
- はさみ
破れた生地を修理する手順
- 似た生地や色の補修シートを程よい大きさに切って内側から貼り付ける。
傘の修正に必要な部品がわからない時の対処方法
傘修理キットを購入する
部品がありすぎてどれを買えばいいかわからないという人には、傘修理キットを購入するのがオススメです。
スタンダードな傘であれば、修理に必要な部品一式が入っています。取扱説明書の指示に従えば難しくないので安心してください。
専門業者に依頼する
細かい作業が苦手な人や、修理する時間がない人は専門業者に任せた方がいいでしょう。修理費用はかかりますが、失敗なく確実に直してもらえるので安心できます。
自分で修理するよりも、やはりプロの方がキレイな仕上がりになります。
まとめ
今回は壊れた傘を自分で修理する方法を紹介しました。傘の修理は意外に簡単で、手順を理解して必要な部品さえあれば直せます。捨てるしかないと諦めている傘があれば、まずは必要なパーツを探してみましょう。
自分で修理できる傘はスタンダードなものに限ります。特殊な形や複雑な形状の傘は素人が修理するのは難しいので専門業者に依頼しましょう。新しい傘に買い替えるのも検討してみましょう。
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