まとめ買いしたキャベツは冷凍保存！食感を損ねずに美味しく保存するコツまとめ

使い勝手のいい定番のお野菜「キャベツ」。安い時期に丸ごと1個買ってもなかなか使い切れずに冷蔵庫を占拠している…、という経験ありませんか？

使い切れないキャベツは冷凍庫で美味しく保存できます。そこで今回は、おいしさと食感を損ねずに冷凍保存するコツや保存期間、解凍方法を紹介します。

キャベツを冷凍保存する方法

食材には冷凍をすると味を損なってしまうものもありますが、キャベツは冷凍保存OK。安い時にまとめ買いして冷凍保存すれば家計も助かります。

ただしキャベツをおいしく冷凍保存する前に「３つの下準備」があります。手順ごとに紹介します。

キャベツは繊維が多いため、冷凍すると解凍後どうしても食感が悪くなりやすいです。そこで冷凍する前に繊維をできるだけ感じないよう、小さく細めの切り方がおすすめです。

キャベツを冷凍するなら加熱せず、そのまま「生」で冷凍する方が解凍後もおいしく食べられます。 茹でてから冷凍することもできますが、その場合も生の場合と同様に水分は天敵です。茹で上がったらザルにあげてしっかり冷まして、水分をペーパータオルで拭き取りましょう。基本的には茹でずに冷凍をおすすめします。

キャベツを美味しく冷凍する3つのポイント

下準備が整ったら、以下の手順でキャベツを冷凍保存していきます。先に述べた水切りはとても重要なので、拭き残りがないか確認してください。

金属トレーの上で凍らせる

キャベツをおいしく冷凍するためには、短時間で凍らせることが重要です。熱伝導のいい金属製のトレーに重ならないようにキャベツをのせて冷凍庫に入れましょう。こうすることで冷凍されるまでの時間を短くできます。

冷凍中は冷凍庫のドアを開け閉めしない

金属トレーで冷凍している時は、冷凍庫の扉をできるだけ開け閉めしないようにしましょう。開け閉めすることで庫内の温度が上昇し、冷凍に時間がかかってしまいます。

キャベツがしっかり冷凍状態になったら、使いやすいよう小分けにしてラップに包み、そのあと冷凍保存袋（ジッパーバッグ）に入れて冷凍します。

冷凍保存袋は平らにして空気を抜く

キャベツを冷凍保存袋に入れたら、なるべく平らにして空気を抜いたき真空状態にしましょう。その際、冷凍した日付を書いておくのも忘れずに。日付を書いておくと使い忘れを予防できます。

冷凍キャベツの保存期間の目安

家庭用の冷凍庫で冷凍した野菜は、スーパーなどで売られている冷凍野菜とは賞味期限が異なります。長く冷凍庫に入れっぱなしにすると霜がついたり変色して、味や食感が落ちやすくなります。冷凍してから1カ月を目処に使い切るようにしましょう。

冷凍保存したキャベツの保存期間は下記のとおりです。

• ざく切り…1ヶ月
• みじん切り、千切り…2週間

冷凍したキャベツの解凍方法

冷凍キャベツは加熱調理する場合は凍ったまま、生で味わう場合は電子レンジの解凍モードで解凍して使いましょう。加熱調理の際は、生のキャベツを入れる場合と同じタイミングで使用して問題ありません。

キャベツを解凍する方法は、ざく切りなら直接フライパンや鍋に入れて加熱できます。ポトフや味噌汁、煮込み料理などに使ってください。

千切りやみじん切りのキャベツは水分を絞って、コールスローサラダやギョウザの具にするといいでしょう。

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