共働きの家事の分担に満足してる?夫にイライラしないため家事分担は代行サービスで解決
共働きの割合が増えた現代では、子育てに積極的なパパ「イクメン」や家事の分担も当たり前のように感じている人もいる一方で、まだまだ「家事は女性がするもの…」という考え方の男性も多いのが、現実だと感じている女性は多いと思います。そこで今回は家事分担を上手にすすめる方法や、家事代行サービスについて紹介します。夫婦円満につながるヒントになれば嬉しいです。
共働きの60%の妻が家事分担を望んでいる
ある調査によると共働きの妻の約60%が「夫にもっと家事を分担してほしい…」と望んでいることがわかりました。昔に比べて積極的に家事をこなす男性も増えてきているとはいえ、まだまだ女性に負担がかかっていますよね。
筆者も主婦歴17年でずっと働きながら家事や育児してきたので「どうして手伝ってくれないの!」と何度爆発したかわかりません。新婚数ヶ月で夫への不満が募り募って、実家に出戻ったことも(笑)
その都度、自分の気持ちを素直に言えれば違ったのかもしれませんが、相手の機嫌を伺いながら家事をお願いしても嫌な顔されると言い出すのが嫌になって、たまっていってしまうものです。相手に過度に期待しないのも大切ですが、だからといって妻が1人で我慢すればいいというのも絶対に違いますよね。
周囲のママも働いている人がほとんどですが、「うちの夫は本当に何もしない…」と嘆いている人の多いです。家事育児に非協力的な夫の態度が原因で、離婚問題に発展というケースも少なくありません。
話し合って理解しあえるのが1番いいのですが「もっと家事を分担して欲しい…」と伝えても上手くいかない場合もあるかもしれません。
どんな家事があるか夫婦で確認してみよう
いきなり「もっと家事を分担してほしい」と伝えられても、具体的に何すればいいのかわからない男性も多いようです。
女性側はこれに対して「どうしてわからないの?いちいち指示しなきゃいけないのが面倒…」という意見も多いですよね。イライラして話を進めても、相手もイライラしてしまいます。落ち着いて話するために具体的にどんな家事があるのか書き出してみましょう。
下記の4つの項目を手書きでもエクセルでも、やりやすい方法で書き出します。
- 家事の項目(料理、掃除、洗濯、ゴミ出し、買い物など)
- 家事の内容(洗濯機をまわす、洗濯物を干す、洗濯物を取り込む、洗濯物をたたむなど)
- 頻度(毎日、週1~2回、月1回など)
- 時間帯(朝、昼、晩)
例えば「掃除」と一言で言ってもトイレ掃除、お風呂掃除、掃除機、窓拭き、玄関掃除などがあります。できるだけ具体的にリストアップしましょう。
書き出したら、夫婦で確認してみましょう。いきなり「家事分担表を作ったから確認して!」とつきつけるのではなく「家事を時短したんだけど、何かいいアイデアはない?」などと、さりげなく一緒に考えてもらう方向にもっていくのがオススメです。
自分で書き出すのが面倒な人は、パソコンやスマホで調べると家事育児のタスクを可視化できる表が見られるサイトもあるので調べてみて下さいね。
筆者の夫がやっている家事を紹介します。
- 平日・・・ゴミ出し(週4回)、お風呂掃除(お手軽バージョン)、ベッドメイキング(自分エリアのみ)
- 休日・・・洗濯を取り込む、お風呂掃除(念入りバージョン)、ベッドメイキング(自分エリアのみ)、たまに買い物、犬の散歩
洗い物や洗濯物を干すことは私が家にいなければやっておいてくれますが、私がいる時は絶対にしません(怒)
が、これでも「優秀!羨ましい!」という人もいますよね?
優秀かどうかはさておき、感謝はしてます。新婚の頃や子供が小さい時はもっと何もしない人だったので、これでも成長したと思います。今、何もしてくれない旦那様に悩んでおられる方も、きっと変われますよ。
家事も断捨離!夫婦で家事を見直してみよう
家事の内容について夫婦で確認したら「いかに妻の負担が大きいのか」というところは旦那様にも理解してもらえたのではないでしょうか?
ただ「じゃ、明日から俺がこれとこれは全部やるから!」と張り切ってくれる人もいれば「ふ~ん。それで?」という人もいますよね。いきなり家事メンに変身するのは、ハードルが高いです。
まずは家事のやり方や頻度について一緒に考えてもらうことからスタートしてみるのも1つの方法です。
片付けで「断捨離」をする人も多いですが、家事も同じように「本当に必要な家事かどうか」を夫婦で考えてみましょう。時短できるものは時短したりサイクルを減らしたりすることで、夫婦のうちどちらがやるにしてもラクになる方法を導き出すと続けやすいです。
掃除機のかけ方を変える
毎日かけていた掃除機を1日置きに変更する、またはお掃除ロボットを購入する。
食器洗いの負担を減らす
食器洗い乾燥機を購入する。フライパンなど大きな物は手洗いのままですが、お皿やコップなどは一気に片付くのでかなりの時短になります。
洗濯物の手間を減らす
乾燥機つきの洗濯機に買い替えることで、外に干す時間を短縮する事もできます。
洗濯物は外に干したいけどたたむのが面倒という人は、なるべくハンガーにかけたまま収納できる方法を考えましょう。家の間取りにもよりますが家族分の洋服を一部屋にまとめることで収納する時間を短縮できます。
ながら掃除を習慣づける
歯磨きをしながら洗面所の鏡を拭いたり、入浴ついでにお風呂掃除したり、「ながら掃除」の習慣をお互いにつけてしまえば汚れがたまりにくく、家事がラクになります。
洗面所にマイクロファイバータオルを1枚おいておく、お風呂の中にスポンジを1つおいておきましょう。「すぐ手に取れる場所」にあることで実践しやすくなります。
それでも妻の負担が大きい時に上手く分担する方法
家事を可視化したり見直しても、結局「家事分担にうまくつながらない…」という人もいるかもしれませんね。
「家事分担表」を作って見えるところに貼って、その通りに行動する方が合っている夫婦ならそれもいいですが、ガチガチに決め込んでしまうのは夫婦共にストレスになることも多いようです。
自分たちの性格に合わせて「家事の分担」について考え、やり方を決めていく必要がありますよね。
しかし、家事分担について話し合わなくても、夫が家事に協力的になってくれる方法があります。先ほども書いたようにビックリするほど何もしなかった夫が変わったのは、筆者が変わったからだと思っています。これはどんな女性にも絶対にできることです。
少しずつでいいので、意識して実践してみて下さいね。
全部私がやらないという思い込みを手放す
「家事は全て女性がやるもの」という考え方は、もう手放してラクになりましょう。仕事に家事に育児、全て1人で完ペキにやる必要はありません。
頑張り屋さんな人ほど自分に厳しく家事も手を抜かない人が多いと思いますが、もっと旦那様に頼って助けてもらいましょう。
仕事していると休日にまとめて家事する奥様も多いと思いますが、あえて自分の用事で出かけてみて、その時に洗濯物を干すことだけでもお願いしてみる。たった1つのことですが、それだけで随分変わります。罪悪感を持たずに「ありがとう」の気持ちでお願いするのがポイントです。
家事のやり方や段取りを具体的に伝える
「家事のやり方がわからない」「家のどこに何があるかわからない」からできないという旦那様も多いと思います。
洗濯物1つとっても一般衣料用洗剤とおしゃれ着用洗剤、洗濯機のコースの違いなども知らない男性が多いです。ゆっくり覚えてもらいましょう。
カゴを2つにわけておいてこっちの洗濯物はこのコースでこの洗剤、こっちはこのコースでこの洗剤と伝えるかメモに書いてもいいですね。
少し面倒でも「洗濯物お願い!」と丸投げするより、具体的に説明する方が実践してもらいやすいですよ。
ダメ出しをしない
家事のプロである奥様と初心者の旦那様では完成度が違って当たり前ですよね。やってくれた家事に対して「う~ん」と思う点があっても、そこは目を瞑りましょう。
うちはお風呂掃除に時間をかけてくれていますが、見落としまくりです。細かい部分だけこっそり古い歯ブラシで磨いてます。
お風呂用洗剤もどれだけ使うの?という量がなくなっていきますが、これも「うちも!うちも!」と周囲でよく聞く話で、なんだか笑えてしまいます。
感謝の気持ちを伝える
お互いに「やってくれて当たり前」とつい思いますが、「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人はいませんよね。
「〇〇しておいてくれてありがとう!」とやってくれた事に対して、後からお礼を言うのももちろんいいですし、先に「〇〇お願いしてもいい?本当に助かる~!ありがとう」と言ってしまうのも効果は絶大ですよ。
長年一緒にいると「そんなの気恥ずかしくてイヤ…」という人や、口ベタでうまく言葉にできない人もいるかもしれません。
うちの夫はまさにそれなので「ありがとう」とはストレートに言ってこず「あ、どうも~」と言ってみたり、なんだかんだとお土産を買ってきてくれたりします。家事に協力的ではない夫に対してイライラがMAXだった頃はそれもなかったので、これはこの人の感謝の表現なんだと捉えられるようになりました。
その人なりの感謝の伝え方で伝われば、それでいいかなと思います。
家事分担でモメない秘訣は「家事代行サービス」
あらゆる方法を試しては見たけれど、どうしても「家事の負担が減らない…」「家事の分担がうまく進まない…」と悩んでいる人もいると思います。
冒頭でお話したとおり、これを解決して夫婦が円満である秘訣は「家事代行サービス」を利用するのがオススメです。実際にこれを利用して離婚の危機から脱出した友人もいます。
自分の好きなことを仕事にして生き生きと暮らしたいと願っていた友人ですが、家事と子育てに追われて、何もしてくれないご主人とは「必要事項」しか話さなくなりついに離婚まで考えるように…。
そんな時、自分を苦しめているのはなんだろう?と考え「家事が好きではない」ということに気が付きました。職業柄お金の計算が得意な女性で「一年間に家政婦さんを何回雇ったらいくら」のような計算し、夫婦で稼いだお金の中から捻出しています。
結婚して子供がいても、家事がどうしても好きになれず苦痛で仕方がない。それは悪いことではありませんよね。人それぞれ得意不得意はあるものです。
一番苦手な家事をプロに任せたことで、時間にも気持ちにも余裕ができて夫婦の会話も増えていったそうですよ。縁があって夫婦になったのに家事の分担が理由でモメたりイライラするよりも、ラクに解決して笑顔でいる時間が増える方がずっと幸せですよね。
ある統計によると家事代行サービスを利用している人のうち一番利用率が高いのは30代の独身男性だそうですが、次に高いのが共働きでお子さんのいる家庭だそうです。
お子さんがいる場合は家事の手間と時間を節約できるので、子供と向き合う時間が作れるという大きなメリットもありますね。
家事代行サービスで依頼できる内容は会社によって多少異なりますが、一般的な内容を紹介します。
- 掃除・・・水回り、掃除機、キッチン、床拭き、窓拭き、ベランダなど
- 洗濯・・・洗濯、アイロン、布団干しなど
- 料理・・・買い物、調理、洗い物など
- その他・・・片付け、ゴミ出し、靴磨きなど
依頼の内容によりかかる料金は異なりますが相場は1回6,000円~10,000円程度です。好きな時に好きな内容の依頼ができるのが嬉しいですね。
まとめ
今回は家事分担を上手にすすめる方法や、家事代行サービスについて紹介しました。生きていくために必要な家事ですが、仕事や子育てをしながらでは時に大きな負担になりますよね。
家族みんなが笑顔でいられるなら、家事代行サービスの利用は大正解だと思います。家事分担でモメるくらいなら、もう家事分担はやめてしまいましょう。
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