プラスチックの黄ばみ原因や落とし方|メラミンスポンジや漂白剤で落とす方法や予防対策
リモコンやキーボードなど電化製品、タッパーなどのプラスチック製品は使っているうちにだんだん黄ばんでしまいます。そこで今回は黄ばむ原因や、プラスチックの黄ばみを落とす方法を紹介します。
プラスチックが黄ばむ原因は?
プラスチック製品を使っているといつのまにか黄ばんでしまい、使い古したように見えます。
筆者はたとえ100円均一のタッパー容器でも「100円だし捨てて新しい物を買った方がいい!」とは思えず「何とかキレイにできないか?」と考えてしまうタイプです。笑
プラスチック製品が黄ばむ原因によって、元に戻るかわかります。黄ばむ原因と合わせて紹介します。
食べ物やニコチンが原因
食べカスやタバコのヤニが付着してプラスチックが黄ばみます。この黄ばみは付着物を落とせば解消します。
化学変化が原因
プラスチック製品に含まれている添加物の酸化防止剤や、難燃剤が暗いところにずっと置いてあると「暗所黄変」という化学変化を起こて黄ばみます。この暗所異変は「フェノール系黄変」と呼ばれており、メカニズムについてはまだ詳しく分かっていませんが添加物を洗浄すればキレイになります。
化学変化による黄ばみには、紫外線をあびて化学変化を起こし日焼けして黄ばむケースもあります。
経年劣化が原因
プラスチック素材のABS樹脂に含まれているブタジエンが経年劣化して黄ばみます。この場合は完全に元に戻らないこともありますが、ある程度新品のようにキレイにできます。
食べ物によるプラスチックの黄ばみを落とす方法
食べ物による黄ばみやタバコのヤニが付いて黄ばんだ場合は、付いてしまった汚れをウェットティッシュで拭くだけで落ちることもあります。
拭いただけで黄ばみが落ちない時は、激落ちくん(メラミンスポンジ)を使って落としましょう。激落ちくんでこすり洗いすると付着した汚れを削り落とせます。
準備物
- 激落ちくん(メラミンスポンジ)
食べ物によるプラスチックの黄ばみの落とし方
- メラミンスポンジにたっぷり水を含ませて、プラスチック製品をこすり洗いする。
メラミンスポンジは研磨力が強く、たっぷり水を含ませないと必要以上に製品の表面を削ることになります。見た目をキレイにするためのコーティング加工しているプラスチック製品は、表面に傷がついてしまう恐れがあるので使用を避けましょう。
化学変化によるプラスチックの黄ばみを漂白する方法
プラスチック製品自体が化学変化した場合や、経年劣化によって黄ばんでしまった場合はメラミンスポンジでは落ちません。その時は漂白剤を使ってつけ置きしましょう。
スマホケースやキーボードなどの電化製品は分解して、金属やゴム製品を取り外してプラスチック部分だけ漂白しましょう。
おすすめの漂白洗剤
プラスチックを漂白する方法
準備物
- 漂白剤(過酸化水素水と漂白活性剤が含まれている漂白剤)
- つけ置きする容器
プラスチック製品を漂白する手順
- つけ置きする容器に黄ばみが気になるプラスチック製品を入れて、漂白剤をヒタヒタになるまで注ぐ。汚れが軽度な場合は、水1Lに漂白剤10ml入れて薄めてつけ置きする。
- 日光の当たる場所に容器を置きプラスチック製品がキレイになるまで放置する。
- 早ければ1日、遅い場合は1週間程度漬け置きします。
- プラスチックの黄ばみが落ちたら、すすいで乾燥させて完了。
漂白剤は紫外線が当たることで、化学反応を起こして色素を分解します。長期間の場合はつけ置き液を入れ替え、まんべんなく日光が当たるように位置を替えましょう。
精密機器は少しの水分でも故障するので、漂白が終わったら完全に乾かすことも大切です。
漂白できないプラスチックの黄ばみを落とす方法
漂白剤でつけ置きできないプラスチック製品の黄ばみは、オキシドールや除光液で漂白できます。オキシドールは消毒液の1つですが漂白作用もあり、除光液はマニュキュアを落とす液ですが黄ばみの原因物質を溶かす力も持っています。
しかし、どちらも色落ちしてもいいプラスチック製品にしか使えません。
オキシドールで黄ばみを落とす方法
準備物
- オキシドール
- 布またはキッチンペーパー
オキシドールで黄ばみを落とす手順
- 布またはキッチンペーパーにオキシドールを染み込ませる。
- オキシドールを染み込ませた布やキッチンペーパーを使っ黄ばんだ部分をこする
除光液で黄ばみを落とす方法
準備物
- 除光液
- メラミンスポンジ
除光液で黄ばみを落とす手順
- メラミンスポンジに除光液を染み込ませる。
- 除光液を染み込ませたメラミンスポンジを使ってプラスチックの黄ばんだ部分をこする。
重曹ペーストで黄ばみを落とす方法
準備物
- 重曹(粉末)
- メラミンスポンジ
重曹ペーストで黄ばみを落とす手順
- 重曹ペーストを作る。作り方は重曹(粉末)に水を加えてペースト状にする。
- 重曹ペーストを黄ばんだプラスチックに塗って放置する。
- メラミンスポンジでこすり洗いする。
プラスチックの黄ばみを予防する3つのポイント
プラスチックの黄ばみを予防するポイントを紹介します。
食べ物やニコチンを付着させない
カレーなど色素の強い物は色移りしやすいプラスチック製品ではなく、ガラス容器に入れるなどして黄ばみを防ぎます。
また、プラスチック製品のそばでタバコを吸わないように注意しましょう。
暗いところに長期間保管しない
久しぶりに取り出したタッパー容器が、いつの間にか黄ばんでしまっていたということがないように時々取り出して使いましょう。
直射日光に当てない
直射日光はプラスチックの劣化を進めます。日焼けによる黄ばみを防止するため、窓際で保管するのは避けましょう。
まとめ
今回は黄ばむ原因や、プラスチックの黄ばみを落とす方法を紹介しました。食べ物やタバコのニコチンによる黄ばみは、メラミンスポンジでこすると比較的簡単に落とせます。
化学変化や経年劣化による黄ばみはワイドハイターやオキシクリーンなどの漂白剤につけ置きして日光に当てて漂白しましょう。
しかし、日々の仕事で忙しい方には片付け・家事代行サービスを利用するのもオススメです。日頃気になっている汚れについて、相談してみてはいかがでしょうか?
プラスチックが黄ばむ原因は食べ物やニコチンが原因、化学変化が原因、経年劣化が原因の3つがあります。「プラスチックが黄ばむ原因は?」で詳しく紹介しています。
プラスチックの黄ばみを完全に防ぐことは可能ですか?プラスチックの黄ばみを完全に防ぐことは難しいです。
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