家にあるもので服についた墨汁を落とす4つの方法!時間が経った墨汁汚れも諦めないで
服についた墨汁汚れはなかなか落とせませんよね。墨汁汚れは頑固ですが、正しい方法とコツを理解していれば簡単に落とせます。そこで今回は家にあるもので簡単にできる墨汁の落とし方を紹介します。墨汁がついた服の洗濯をラクにする方法も合わせて紹介しますので、墨汁汚れに困っている方はぜひ参考にしてくださいね。
服に付いた墨汁の落とし方「ご飯粒」を使う

意外な落とし方ですが、ご飯粒で墨汁汚れをキレイにできます。ご飯粒に含まれているデンプンが墨汁の粒子を吸い取り、墨汁を落としてくれます。
ご飯粒はどのご家庭にもあり、服の傷みを気にせずできる落とし方なので墨汁がついた時はまずこの方法を試す方が多いです。すぐにご飯粒を用意できない場合はデンプンのりでも代用できます。
準備物
- ご飯粒
- 洗濯用洗剤
ご飯粒で墨汁を落とす手順
- ご飯粒と洗濯用洗剤を混ぜる。
- ご飯粒洗剤を墨汁がついた部分に塗り込む。
- 少し時間が経つと、ご飯粒洗剤が墨汁を吸って黒くなったら洗い流す。
- 墨汁汚れがキレイになったら、最後にいつもと同じように洗濯すれば完了。
ご飯粒と洗濯用洗剤を混ぜる量の目安は、ひとつまみのご飯粒に対して洗濯用洗剤が5滴程度です。ご飯と洗剤の割合が2:1になるくらいが理想です。うまく混ざらない場合は、ポリ袋に入れて揉むと簡単に混ざります。
服に付いた墨汁の落とし方「歯磨き粉」を使う

墨汁汚れには歯磨き粉を使った落とし方も効果的です。ただし、全ての歯磨き粉に効果があるわけではありません。墨汁を落とせるのは「研磨剤」が含まれた歯磨き粉だけです。歯磨き粉を使用する時は、事前に研磨剤が含まれているかどうか確認しましょう。
準備物
- 歯磨き粉(研磨剤入り)
- 古歯ブラシ
- 汚れてもいいタオル
歯磨き粉で墨汁を落とす手順
- 洋服の下にはタオルを敷き、墨汁で汚れた部分に歯磨き粉を直接つける。
- 古歯ブラシで歯磨き粉をつけたところをこすり洗う。
- 墨汁汚れがキレイになったら、最後にいつもと同じように洗濯すれば完了。
汚れをかきだすようにこすると、より落ちやすくなります。汚れがあまり落ちない時はトントンと叩くと効果的です。

歯磨き粉を使った落とし方は、乾ききっていない墨汁(汚れた直後)に効果的です。墨汁が乾いていたり、時間が経っていたりすると汚れが落ちない可能性もあるので注意しましょう。
服についた墨汁を重曹やオキシクリーンでつけ置きする

洗濯や掃除に便利な重曹やオキシクリーンを使った落とし方も効果的です。つけ置きするだけだから、手間はかかりません。他の家事と並行しながらキレイにできるので、忙しい方にもおすすめの落とし方です。
準備物
- 重曹またはオキシクリーン
オキシクリーンで墨汁を落とす手順
- オキシクリーンは40℃以上、重曹は60℃以上のお湯に入れて溶かします。入れる量は汚れや洋服のサイズに合わせて適量を入れてください。
- お湯に溶かしたら1~3時間程度つけ置きする。つけ置き後は軽くこすり洗いすると、より効果的です。
- 墨汁汚れがキレイになったら、最後にいつもと同じように洗濯すれば完了。


重曹をペーストにして使う落とし方もあります。重曹と酸素系漂白剤、少量の水を混ぜてペースト状にします。その後、墨汁で汚れた部分にペーストを塗り込み、古歯ブラシでこするだけです。汚れが落ちたらいつもの洗濯をすればOKです。重曹と酸素系漂白剤を合わせるとアルカリ度が高くなるので、単体で使うよりも墨汁汚れが落ちやすいといわれています。
時間が経った墨汁汚れにはマジックリンで落とす

ご飯粒や歯磨き粉、オキシクリーンなどを使っても落ちない時におすすめなのが、マジックリンと石けんを使った落とし方です。
準備物
- マジックリン
- 石けん※汚れ落ちの良い「ウタマロ石けん」がおすすめ
- 古歯ブラシ
マジックリンで墨汁を落とす手順
- 墨汁汚れの部分に石けんをこすりつけ、濡らした古歯ブラシでこすります。そしたら一度洗い流します。
- 墨汁汚れの部分にマジックリンを染み込ませて、石けんの時と同様に濡らした古歯ブラシでこすり洗い流す。
- 墨汁汚れが落ちるまで①と②を繰り返します。5回繰り返すと大体はキレイになります。
- 墨汁汚れがキレイになったら、最後にいつもと同じように洗濯すれば完了。


「この落とし方が1番効果的だった!」と言われている方も多いので、時間が経った墨汁汚れやなかなか落ちない墨汁汚れには、一度この方法を試してみてください。
墨汁がついた服の洗濯をラクにするには?

墨汁の落とし方を紹介してきましたが、墨汁がついた服を毎回キレイにするのは大変ですよね。そこで墨汁がついた服の洗濯をラクにする3つの方法を紹介します。ちょっとの工夫で洗濯がラクになるので、ぜひ参考にしてください。
洗ったら落ちる墨汁を使う
最近では、洗ったら落ちる墨汁も販売されています。「服に墨汁がつくのがどうしても嫌だ!」という方におすすめです。

ただ、この洗ったら落ちる墨汁は、一般的な墨汁と少し色合いが違います。そして、時間が経つほど色が薄くなるため、練習では洗濯で落ちる墨汁、清書では一般的な墨汁を使うというように、上手に使い分けるといいでしょう。
黒い服を着る
黒い服を着れば、もし汚れてしまったとしても目立ちません。墨汁の汚れがどこについているか分かりづらいので、墨汁の落とし方を細かく気にする必要がなくなります。
または、汚れてもいい服を着るのもいいと思います。実際に、書道用の洋服を準備されているご家庭も多いようです。その場合も黒い服を選べば、汚れを気にせず繰り返し着れます。
ポリエステル素材の服を着る
ポリエステル素材は吸水性が低く、繊維の奥まで汚れが付きにくいという特徴があるため、墨汁汚れを落としやすいです。ポリエステル素材が多く含まれている洋服を着るのも1つの方法です。また、ウール素材も汚れが落ちやすいといわれています。
まとめ
今回は家にあるもので簡単にできる墨汁の落とし方を紹介しました。自分で洗っても墨汁汚れが落ちない時、忙しくて手洗いする時間がない時もありますよね。そんな時は、家事代行や家政婦をお願いするといいでしょう。
自分では難しい家事、時間がなくてできない家事をお願いできるから、とても助かりますよ。掃除や洗濯、料理などをお願いできます。
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