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不用品回収・粗大ゴミ処分

灯油を処分する6つの方法からやってはいけない4つの灯油の処分方法までまとめて紹介

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灯油をピッタリ使いきればいいのですが、残ってしまった去年の灯油は正しい処分方法で処分しましょう。今回は少量の灯油を処分する方法、大量の灯油を処分する方法や料金相場を紹介します。

少量の灯油を処分する2つの方法

少量の灯油を処分する2つの方法
少量の灯油を処分する2つの方法

残った灯油が少量の場合は比較的簡単に処分できます。おすすめの処分方法は次の2つです。

ストーブやファンヒーターで使い切る

少量の灯油ならストーブやファンヒーターで使い切るのがおすすめです。暖房が必要なシーズンを終えた雨の日など、洗濯物が乾きにくい日にストーブやファンヒーターで洗濯物を乾かしましょう。洗濯物が速く乾き、ストーブやファンヒーターに残った灯油を使い切って処分できるので一石二鳥です。

ストーブやファンヒーターに残った灯油を放置すると、ストーブやファンヒーターが故障してしまう可能性があります。ストーブやファンヒーターに残った灯油は、持ち越しせずに使い切るようにメーカーも推奨しています。シーズンごとに必ず使い切りましょう。

ストーブやファンヒーターを使う時は火災に注意しましょう。洗濯物が落ちてストーブやファンヒーターに触れないように気をつけましょう。

紙や布にしみ込ませて可燃ゴミとして出す

自治体にもよりますが、少量の灯油であれば新聞紙などの紙や布にしみ込ませて可燃ゴミとして出せます。自治体によっては可燃ゴミとして出せない、出し方に指定がある場合もありますので必ず事前に確認しましょう。自治体のホームページや電話などで確認できます。

大量の灯油を処分する4つの方法と料金相場

大量の灯油を処分する4つの方法と料金相場
大量の灯油を処分する4つの方法と料金相場

大量の灯油を処分するには、少量の灯油を処分するのと同じようにはいきません。大量の灯油を処分するおすすめの方法は次の4つです。

知人に譲る

家庭によりストーブやファンヒーターを使う期間が異なります。自分の家ではストーブやファンヒーターを使う時期ではなくても、まだ使っている家庭があるかもしれません。また、ハウス栽培の暖房に灯油を使う場合も考えられます。知人に声をかけてみましょう。知人に譲れば無料で灯油を処分できます。

ガソリンスタンドに持ち込む

灯油を取り扱っているガソリンスタンドなら、処分したい灯油を引き取ってくれる場合があります。ポリタンクなどに灯油を入れて持ち込みましょう。ガソリンスタンドによっては処分料がかかる場合や、灯油を引き取っていないガソリンスタンドもあります。ガソリンスタンドに引き取ってもらうのは無料~500円程度が料金相場のようです。

灯油を購入した店に持ち込む

灯油を購入した店に持ち込めば、処分したい灯油を引き取ってくれる場合もあります。ガソリンスタンドやホームセンターなどです。ガソリンスタンドと同様に処分料がかかる場合や、灯油を引き取っていない場合もあります。

また、引き取り時に購入レシートを提示しなければならない場合もあるため、灯油購入時のレシートは取っておきましょう。

不用品回収業者に依頼する

大量の重い灯油を運ぶのは大変なため、不用品回収業者に依頼すれば回収に来てくれます。灯油を運ぶのが大変、または運べない場合は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者に依頼すれば当然有料です。灯油だけではもったいないので、他の不用品と一緒に回収してもらえばお得に灯油を処分できます。

軽トラック積み放題の不用品回収を利用すれば、軽トラック1台に積めるだけの不用品を一気に処分できます。不用品回収は10,000~15,000円程度が料金相場です。

やってはいけない灯油の処分方法

やってはいけない灯油の処分方法
やってはいけない灯油の処分方法

灯油は「特別管理産業廃棄物」に指定されています。やってはいけない灯油の処分方法を知っておきましょう。

「特別管理産業廃棄物」とは、爆発や感染の恐れがある、または毒性があり、人の健康や環境に害を及ぼす可能性がある廃棄物を指し一般的な廃棄物より厳しい基準や規制が設けられています。

下水道や川に流す

大量の水があるから薄まるだろうと、下水道や川に灯油を流さないようにしましょう。油は水に混ざりません。下水管の中で灯油が気化し、引火すれば爆発する恐れがあります。爆発しなかったとしても、下水処理場の処理機能に影響を及ぼします。いずれの場合にも、高額な損害賠償を請求される可能性が高いため、絶対に下水道に灯油を流さないようにしましょう。

また、川に灯油を流すと川に住む生物に悪影響を及ぼす、川下の田畑や漁業に悪影響を与える恐れがあります。被害が出れば高額な損害賠償を請求される可能性が高いです。川にも灯油を流さないようにしましょう。

土に埋める

土に埋めれば灯油が土にしみ込んでしまうから大丈夫だろうという考え方もやめましょう。土壌が汚染されます。

油処理剤で固める

食用油を固めて処分する油処理剤を使用しても灯油は固められません。油処理剤は熱い食用油だから溶けて冷めると固まります。常温の灯油には溶けず、灯油を固められません。だからといって、灯油を温めると大変危険です。絶対に灯油は温めないようにしましょう。

燃やす

当然のことながら、灯油を燃やして処分するのは大変危険です。激しく燃え上がり、火事につながりかねません。灯油の引火点は約40~60℃と気化しやすく、火がつきやすいので灯油を燃やさないよういしましょう。灯油の近くで火を使うのも避けましょう。

去年の灯油を処分した方がいい理由は?

去年の灯油を処分した方がいい理由は?
去年の灯油を処分した方がいい理由は?

灯油は直射日光を避けて、高温多湿にならない場所で保管しないと変質して水と油が分離する可能性があります。一般家庭で、このような環境で灯油を保管するのは難しいです。

たとえ直射日光を避けられたとしても春や夏を迎えれば、どうしても高温多湿になってしまいます。変質した灯油を使うとストーブやファンヒーターに不具合が生じる可能性があります。

  • エラー表示が表示される
  • 煙や嫌な臭いが出る
  • 点火しない
  • 緊急消火ボタンを押しても火が消えない

上記のような不具合が生じると、部品交換や買い替えをしなければならない可能性があります。灯油はシーズンごとに使い切り、去年の灯油は処分しましょう。

ストーブやファンヒーターのメーカーも去年の灯油は使わずに処分することを推奨しており、国民生活センターでも「暖房器具に昨シーズンの灯油を使わないで」と注意喚起しています。

>>【参考】暖房器具に昨シーズンの灯油を使わないで

まとめ

今回は少量の灯油を処分する方法、大量の灯油を処分する方法や料金相場を紹介しました。少量の灯油なら問題なく処分できるでしょう。しかし、大量の灯油を処分するとなると、運ぶのに苦労します。運ぶ手間暇を考えると、不用品回収がおすすめです。

ただ、有料になるため、灯油以外の不用品もまとめて処分してもらいましょう。まとめて処分してもらうのがお得です。

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