
金庫は粗大ゴミとして処分できません!金庫を処分する6つの方法や費用相場を紹介
金庫は粗大ゴミで処分できません

半永久的に使えると思いやすい金庫ですが、耐用年数は20年と定められています。金庫に使用されている耐火材に含まれる水分が長年の使用で徐々に気化して、いざという時に耐火機能が発揮できなくなるためです。
金庫は基本的に粗大ゴミでは処分できません。金庫には大きくわけて2種類ありますが、いずれも特殊な素材を使用して作られているので粗大ゴミとして扱ってもらえません。
耐火金庫の特徴
耐火金庫はその名の通り、火災から貴重品を守る役割をもつ金庫のことです。主に気泡コンクリートが使用されています。他にスチールや鋼材、プラスチックも使われています。
日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会ではJIS規格に基づいて30分~4時間にわたる耐火試験や、9.1mmの衝撃落下試験に合格した金庫のことを耐火金庫と呼んでいます。
防盗金庫の特徴
防盗金庫は主に防犯目的で使われる金庫です。耐火性能だけではなくドリルやハンマーなどの工具による破壊や、バーナーによるガス溶断に耐えられるかどうかなどを重視して作られています。
中身を取られないようにするのが目的の金庫で、耐火金庫の素材に加えて特殊合金が使用されています。この特殊合金はメーカーによって異なり企業秘密とされています。
金庫を処分する6つの方法

自治体に依頼する
金庫は粗大ゴミとして出せませんが、手提げ金庫のみ粗ゴミとして回収してくれる自治体もあります。自治体によっては金庫の処分について、何かしらの方法を設けている場合もあります。ホームページを確認するか電話で問い合わせてみましょう。
リサイクルショップで買い取ってもらう
比較的新しい金庫なら買い取ってもらえる場合が多いです。お店によって製造から5年以内など規定があるため問い合わせてみましょう。
大きな金庫の場合は、出張買取に来てもらえるかどうかも確認が必要です。買取はできないけど、有料で処分してくれるお店もあります。
処分にかかる料金相場は小さい物で10,000円~15,000円です。大きい物だと倍はします。金庫の重量によっても料金は変わります。まずは無料査定してもらいましょう。
ネットオークションやフリマアプリで売る
使用年数が浅く状態のいい物は、ネットオークションやフリマアプリなどで売るのも1つの方法です。商品の状態がなるべくわかりやすいように写真を撮影したり、保証書や取扱説明書の有無なども記載して買う側の人に損のないように出品しましょう。
送料の負担や梱包などの手間もかかりますが、うまくいけばリサイクルショップで売るよりも高く買ってもらえる可能性があります。
金庫を購入したお店に引き取ってもらう
処分したい金庫を購入したお店がわかる場合は、そのお店に引き取ってもらえるか問い合わせてみましょう。引取りにかかる料金や、大きな金庫の場合は出張にきてもらえるかどうかも確認しましょう。
新しい金庫を購入するお店に引き取ってもらう
新しい金庫に買い替える場合は、金庫を購入するお店が古い金庫を引き取ってくれる事もあります。有料か無料かはお店によって様々なので、お店の方に確認してみましょう。
余談ですが、新しい金庫を買う時の選び方もポイントがあります。中に入れたいもので選ぶ金庫が変わるので参考までに紹介します。
- 一般紙の収納…一般紙用耐火金庫という耐火時間が1時間や2時間などの金庫
- 磁気テープや磁気カード…磁気メディア用耐火金庫というデータセーフ金庫
- 現金、小切手、手形など…防盗金庫又は耐火金庫に防盗ユニットというものを併用。更に固定器具を装着する方法もあります
- 真珠、オパールなどの宝石類や貴金属など…防盗金庫に「低温耐火、耐湿ユニット」を併用。または防盗金庫と耐火金庫を両方使う二重金庫もいいでしょう
回収業者に依頼する
回収業者に依頼すると費用はかかりますが、自宅まで来てもらえてラクに処分できます。金庫だけではなく、他の物も一緒に処分したい場合は特にオススメです。
金庫の処分依頼する前に確認する2つの事

回収業者に金庫の処分を依頼する前に2つのポイントを確認しましょう。
- 金庫のサイズと重さを測る
- 金庫の製造メーカーと型番を確認する
回収業者の多くは、金庫のサイズや重さで処分費用を決めています。実際に引き取ってもらう際に業者がサイズを測ってくれますが、大体の大きさをまずは自分で測りましょう。測り方は「縦×横×高さ」です。また、中身が空っぽの状態で金庫の重さも測りましょう。
金庫の製造メーカーや型番は、金庫自体に記載されていることが多いです。ここまで確認しておけば、業者への問い合わせがスムーズに進みます。
金庫の処分を業者に依頼する料金相場

金庫の回収を依頼する料金は業者によって違いますが、1kg当たり100円~250円が相場です。これに作業員の数が1人か、2人かでも料金は変わります。また、階段のみかエレベーターがあるのか等でも追加料金が発生します。
あくまでも目安ですが、作業員1人でもてる30cm×30cm×40cm程度の金庫の場合10,000円~12,000円くらいです。金庫の重さで料金設定している会社では、30kgあたり5,000円程度かかります。
また「トラック1t積み放題でいくら」というように料金を決めている回収業者もあります。後で追加料金を請求されて「話が違う!」ともめないためにも、事前に作業内容や料金体系を確認しましょう。
信頼できる業者に金庫を処分してもらう2つのポイント

悪徳な回収業者は格安で回収して不法投棄したり、最初の説明とは違う高額を請求されるなどのトラブルも発生します。そういった悪徳な業者を避け、信頼できる業者を選ぶ2つのポイントを紹介します。
ポスト投函のチラシやトラックで宣伝している業者は避ける
「無料で回収します」というチラシがポストに入っていたり、宣伝しながら走っているトラックを見かけますよね。こういった業者は「無料」と言いながらトラックに荷物を積んだ瞬間、料金を請求された!などのトラブルが多く報告されています。甘い言葉に惑わされないようにしましょう。
何社かに問い合わせて料金を比較する
ホームページなどで記載されている料金だけを鵜呑みにせず、実際に問い合わせをしてみることが必要です。多少面倒でも3社くらいは問い合わせをして電話やメールでの対応、料金やサービス内容を比較するのがオススメです。こちらの質問内容にはっきり答えてくれず、曖昧な返事する業者は避けておきたいですね。
自分で金庫を処分できなかったら業者に依頼しよう
今回は金庫を処分する方法や、料金相場について紹介しました。粗大ゴミとして簡単に捨てられない金庫ですが、まだ使えるものなら売ってみるのもいいですね。
古い物や耐用年数を過ぎている物、もう使えない金庫は処分するしかありません。楽に処分するには、回収業者に依頼するのがオススメです。紹介した内容にそって、信頼できる業者選びをして下さいね。
まとめ
- 金庫は粗大ゴミで処分できない
- 金庫の正しい処分方法が6つある。手間や費用を考えて、自分にあった方法を選ぼう
- 回収業者に金庫の処分を依頼する時は金庫のサイズと重さ、製造メーカーと型番を確認しよう。料金は1kg当たり100円~250円が相場です
- 不要品回収業者を選ぶ際の注意点は「無料」を謳うお店は避ける、必ず何社か比較しよう
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