引越しで出た不用品処分や粗大ゴミの処分は「捨てる、売る、譲る」で解決
服、本、家電などたくさんでる引っ越しの処分品は「捨てる」「売る」「譲る」という3つの方法です。今回は引越しで出た不用品を処分する方法を紹介します。自治体や業者に処分してもらうといくらかかるかなども参考にしてみて下さい。
引越しで出た不用品処分は分別から始めよう
引越し時のゴミは種類によって処分方法が異なります。大きく分けて3つに分別できます。
燃えるゴミを分別する
燃えるゴミや燃やせないゴミ、ペットボトルや段ボールなどの資源ゴミは自治体の回収日に合わせてゴミ収集所に持っていきましょう。ペットボトルや缶などは、スーパーによっては回収所が設けているので活用してもいいですね。
ぬいぐるみの処分については下記の記事で詳しく紹介しています。
粗大ゴミを分別する
家具などの粗大ゴミは自治体や、ゴミ回収業者に処分を依頼しましょう。処分費用がかかるので、あらかじめ依頼先に費用などを確認しておく必要があります。
粗大ゴミの場合はリサイクルショップやオークションサイトで買い取りしてもらう方法もあります。オークションサイトは確実に売れる保証がないので、引っ越し日まで余裕がある時に出品するのがオススメです。
「引っ越しでやること(役所手続き)のリスト」や、「使わなくなった布団の捨て方」や、「家具を処分する8つの方法」については下記の記事で詳しく紹介しています。
家電ゴミを分別する
家電ゴミは家電量販店で引き取ってもらえます。基本的に家電量販店での引き取りは有料です。家電ゴミも粗大ゴミと同じようにリサイクルショップや、オークションサイトで買い取りしてもらう方法もあります。
「正しくエアコンを処分する5つの方法」や、「ブラウン管の処分」や、「冷蔵庫の処分方法」や、「パソコンを処分する方法」については下記の記事で詳しく紹介しています。
引っ越し日までの日数や忙しさなどを考えて、自分に合った方法でゴミを処分しましょう。
引っ越しで出た粗大ゴミを処分する費用
ゴミの種類や持ち込みかどうかなどによって異なりますが、基本的には自治体よりも業者の方が費用は高めです。
粗大ゴミを自治体で処分する料金
- ベッド・・・1,000~1,800円程度
- タンス・・・300~2,500円程度
- ソファー・・・1,800円程度
- テーブル・・・300~1,000円程度
- 冷蔵庫・・・回収不可
- テレビ・・・ 回収不可
不用品を業者に依頼して粗大ゴミを処分する料金
- ベッド・・・3,500~5,500程度
- タンス・・・3,000円程度
- ソファー・・・3,000~7,000円程度
- テーブル・・・2,000円程度
- 冷蔵庫・・・4,000~10,000円程度
- テレビ・・・3,000~7,500円程度
マットレスを処分する5つの方法から費用相場や、不要になったソファーを処分する方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
自治体のゴミ回収は行政サービスなので、不用品回収業者よりも費用の負担は少ないです。しかし、日にちの指定ができなかったり、自分で収集所へ持ち運ぶ必要があったりします。
逆に不用品回収業者は費用がかかりますがゴミ回収の取り扱いが幅広く、都合のいい日にちで回収してもらえることも多いです。それぞれメリットとデメリットがあるので、自分の予算や都合に合わせてゴミの処分先を考えていくといいかもしれませんね。
引越しは断捨離するチャンス
引越しの機会に、いらないものを処分したいと誰もが思いますよね?「引越しで何を処分したいのか?」具体的に考えるところから始めましょう。
「買った時高かったから捨てるのもったいないな~」「いつか使うかも」「いただき物だから…」と捨てずにしまっておいた物はありませんか?断捨離のやり方については下記の記事で詳しく紹介しています。
引越しの時に思い切って処分しましょう。物はカテゴリー(種類)別に、考えると整理しやすくなります。自宅の中にある物を大きく分類すると、以下のようになります。
- 大型家具・・・ベット、タンス、食器棚、ソファー、机、本棚、椅子など
- 家電・・・冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、パソコン、炊飯器、掃除機など
- ホビー用品・・・本、CD、おもちゃなど
- 布製品・・・衣類、布団、カーテンなど
- 台所用品・・・鍋、皿、コップ、カトラリーなど
他に自宅の外には自転車、自動車、オートバイ、タイヤなどもありますよね。本当に必要な物だけを残して「処分するものを決める」という作業がちょっと大変と思うかもしれませんが、ここは踏ん張りどころです。自転車を処分する6つ方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
旧居を出る前にスッキリさせておけば、新しいお家で再び不用品処分で頭を悩ませる必要がなくなるからです。「要る、要らない」だと全然前に進まない作業ですが、「使う、使わない」で判断してみるといいですよ。
頑張って選び終えたら、次は処分方法を考えます。
- もう使えないもの…「捨てる」
- まだ使えるもの…「捨てる」もしくは、「売る」か「譲る」
このように3つの処分方法に分けられます。
引越しで出た不用品を処分する5つの方法
自治体の回収サービスを利用する
自治体の回収サービスを利用する手順
- 処分品のサイズを測り、収集所に出せるサイズか確認する。
- 粗大ごみ受付センターに電話するか、ネットで粗大ごみの収集を予約する。
- コンビニや役所で「粗大ごみ等処理手数料納付券」というシールを購入する。
- 収集日に、そのシールを貼って収集所に出す。
エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は「家電リサイクル法」の対象品目のため収集所には出せません。パソコンも同様でメーカーや購入した販売店に依頼するか、市に業者を紹介してもらい処分を依頼します。家電リサイクル法に該当する家電を処分する5つの方法や、洗濯機の処分方法については下記の記事で詳しく紹介しています。
自治体のごみ収集センターに搬入する
その自治体に住んでいることを証明できるもの(免許証や保険証)などを持って、直接処分品をごみ処理施設へ持っていきます。自治体によっては土日祝日も搬入可であり、回収を頼むより安く処分できます。
引越し業者の引取回収サービスを利用する
引越し業者によっては、引越し時に処分する不用品の引き取りや買い取りサービスがあります。自治体より料金が高くなりますが、不用品処分と引越しを同日にできるので手間が少なくてすみます。
不用品業者回収サービスを利用する
自宅まで処分品を回収にきてもらえるので、大きな家具や家電の場合は便利です。しかし、無免許の違法業者の可能性があるため、必ず一般廃棄物収集運搬業の許可があるか確認しましょう。2トントラックで不用品がどれだけ積めるについては下記の記事で詳しく紹介しています。
販売店に引取りを依頼する
引越しで家具や家電を買い替える場合は、処分品を引き取ってくれもらえる場合もあります。新しい物を購入した販売店で相談してみましょう。
引っ越しで出た不用品を売る2つの方法
引っ越しを機会に処分しようと決めたが状態のいいものは「売る」という方法があります。
しかし、売れなければ捨てるなどの処分方法に変更する必要があるので、引っ越し直前で時間がない時は向いていません。余裕がある方にオススメの方法です。
リサイクルショップに売る
全国に店舗のあるリサイクルショップや、地域のリサイクルショップに査定を依頼してみましょう。査定は無料のお店がほとんどで、売りたいものが大型の場合は出張査定も無料のお店が多いです。一度、問い合わせてみましょう。
買い取ってもらえる目安は製造から5~10年以内でひどい汚れや傷がないもの、そのショップでの取扱商品であることが大まかな条件になります。
ネットオークションやフリマアプリへ出品する
上手くいけばリサイクルショップよりも高い値段で売れたり、リサイクルショップでは買取不可だった品物が売れる可能性があります。ただし、購入者とのやり取りや発送の手間がかかります。
不用品業者に依頼する時の2つの注意点
引越し時に不用品回収業者にゴミ処分をお願いする機会もあると思います。
しかし、中には悪質な業者もあり、後から高額請求されたりすることもあります。トラブルを防ぐためにも不用品回収業者を選ぶ時は2つの注意点に気をつけましょう。
一般廃棄物収集運搬許可を持っているか確認する
一般廃棄物収集運搬許可を持っていないと家庭からのゴミを引き取れません。この許可を持たない悪質な業者も存在し、不法投棄などのトラブルに巻き込まれる可能性もあります。業者を選ぶ時は許可を持っているかホームページなどで事前に確認しておくといいでしょう。
会社の所在地を確認する
トラック1台で不用品回収する、会社の所在地が不明な業者もあります。所在地が不明だとトラブルが起こった場合に後から見つけることは難しく、泣き寝入りするしかありません。会社の所在地が明らかな業者を選ぶようにしましょう。
安心できる業者は、事前に無料見積もりしてもらえることが多いです。書面やデータとして見積もり書を出してもらえるか、料金体系ははっきりしているかなどを確認しておくといいでしょう。違法、悪質な廃品回収業者の手口と対処法については下記の記事で詳しく紹介しています。
忙しい時にはプロへ依頼するのがおすすめ
今回は引越しで出た不用品を処分する方法を紹介しました。引越しはとても体力が必要で、時間的な余裕も人それぞれです。不用品を処分するのに、どの方法が自分にあっているのか考えてみて下さいね。
引越し業者に「まとめてお願いしたい…」という人や、少し時間があるから不用品だけでも先に不用品回収業者に依頼して「スッキリさせたい…」という人は業者に依頼するのがオススメです。
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利用者の口コミ
利用者の口コミ
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不用品回収・遺品整理士
安藤店長(不用品回収業)大手不用品回収・遺品整理会社にて10年勤続を経て、独立。回収物の約7割をリサイクル・リユースすることにより他社には真似できない低コストサービスを実現。古物商許可証取得。損害保険加入店。
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