
洗濯機を処分する6つの方法から料金相場まで紹介!洗濯機の処分は正しく捨てよう
洗濯機を処分する前に家電リサイクル法を知ろう

洗濯機の処分方法を紹介する前に、家電リサイクル法について知っておきましょう。
家電リサイクル法とは、一般家庭の家電製品をリサイクルするために施行されたものです。正式には「特定家庭用機器再商品化法」といわれ、以下の3つのことが義務づけられています。
- 小売業者…家電を引き取る義務
- 製造業者…家電をリサイクル(再商品化)する義務
- 消費者…家電を処分する際は料金を支払う義務
家電リサイクル法の対象品目は、以下の4つです。
家電リサイクル法の対象品目
- エアコン
- テレビ(ブラウン管式、液晶、プラズマ式)
- 冷蔵庫、冷凍庫
- 洗濯機、衣類乾燥機
一般家庭用の家電製品だけど事業所などで使用していても家電リサイクル法の対象となります。逆に、業務用の家電製品を一般家庭で使用していても家電リサイクル法の対象外となります。「一般家庭用か業務用か分からない…」という人は、インターネットなどで調べてみましょう。
洗濯機を処分する流れ

処分したい洗濯機の種類を確認する
お手持ちの洗濯機が一般家庭用なのか確認します。一般家庭用であれば家電リサイクル法によって指定された方法で処分する。リサイクルにかかる料金は洗濯機の製造メーカーや機種などによって違うため、あらかじめ確認しておくと安心です。
どのように洗濯機を処分するか方法を決める
洗濯機を処分する方法はいくつかあるので、自分に合った処分方法に決める。忙しくて自分で処分する時間がない、処分に手間をかけたくない人は専門業者などに処分依頼する。洗濯機の処分に費用をかけたくない人や、節約したい人は自分で指定引取場所に持ち込んだり、ネットフリマに出品するのもひとつです。
洗濯機を処分する日にちを決める
処分方法を決めたら処分する日にちを決める。専門業者などに依頼する場合は都合のいい日にちに処分できるよう早めに相談する。処分する日にちを早めに決めることで、余裕を持って洗濯機を処分できます。特に引っ越しが込み合う時期は業者も込み合います。
洗濯機を正しく処分する7つの方法

洗濯機を処分する方法は大きく分けてで7つあります。自分にあった処分方法を選んでくださいね。
洗濯機を購入したお店に引き取ってもらう
洗濯機を買い替えるのではなく処分だけしたい時は、洗濯機を購入した家電量販店に引き取ってもらいましょう。家電量販店にリサイクル料金や運搬料金を支払えば対応してくれます。
>>【参考】家電リサイクル - CSR | ケーズデンキ - 株式会社ケーズ
新しい洗濯機を購入した家電量販店に引き取ってもらう
リサイクル料金や運搬料金を支払えば、新しい洗濯機を購入した家電量販店でも古い洗濯機を引き取ってもらえます。洗濯機の下取りをしている店舗もあるので、そういった店舗ではより安く引き取ってもらえることもあります。
お住まいの市区町村に問い合わせる
洗濯機を購入した店舗を忘れたり、引越しでその店舗が遠くなったりした時は市区町村に洗濯機の処分方法を問い合わせるといいでしょう。お住まいの自治体によって処分の流れや方法が違います。指定された方法で処分しましょう。
指定引取場所に持ち込む
最寄りの指定引取場所に自分で持ち込むのも1つの方法です。この場合は運搬料金はかかりませんが、リサイクル料金は支払う必要があります。事前に郵便局で家電リサイクル券を手に入れましょう。
家電リサイクル券に必要事項を記入してリサイクル料金を支払い、券と一緒に処分したい洗濯機を指定引取場所に持ち込んで処分します。
リサイクルショップに買い取ってもらう
処分したい洗濯機の状態がいい時はリサイクルショップに買い取ってもらえます。状態がよくても年数が経ったものは買い取ってもらえない場合もあるので、買い取り可能かどうか事前にお店へ確認しましょう。買い取ってもらえたらリサイクル料金や運搬料金はかかりません。
ネットフリマやオークションに出品する
まだまだ使えそうな洗濯機であれば、ネットフリマやオークションに出品するという方法もあります。出品用の画像を撮ったり、出品の文章を考えたり、梱包したりなど手間は本当にかかりますがリサイクル料金はかかりません。希望する場所に引き取りに来てくれる方限定で販売すれば運搬量料金も不要です。
不用品回収業者に依頼する
忙しくて処分する時間がない場合は、不用品回収業者に依頼するといいでしょう。普通に処分するよりも料金はかかりますが、自宅まで取りにきてもらえたり、都合のいい日にちを指定できます。
洗濯機を処分するのにかかる料金相場

家電を処分するのにも費用がかかります。洗濯機の処分にかかる費用は処分方法によって異なります。
家電量販店の引き取ってもらう処分費用
家電量販店の引き取ってもらう場合は5,000円前後で引き取ってもらえます。引き取ってもらう店舗で新しい洗濯機を買う場合は、無料~3000円前後になる可能性もあります。お店によっても差があるため、気になる家電量販店に直接問い合わせてみるといいでしょう。
引取場所に自分で持ち込みする処分費用
自分で持ち込む場合は運搬料金がかかりません。家電リサイクル券の料金(2,484円~3,202円)で処分できます。
不用品回収業者に依頼する処分費用
業者に依頼する場合は9,000円程度かかります。業者によって料金やサービス内容は変わってくるので、気になる方は1度確認してみるといいでしょう。
洗濯機を売却する処分費用
ネットフリマやオークション、リサイクルショップなどで売却する場合は、売上金が自分の利益になります。処分に費用はかかりません。
洗濯機を処分する時は悪徳業者に気を付けよう

洗濯機を処分する時に注意しなければならないのは不用品回収の悪徳業者です。
一般家庭の使用済家電を引き取れるのは「一般廃棄物処理業者」の許可を持つ業者だけですが、なかには無認可の業者もあります。そういった業者は家電を不法投棄したり、不適正処理したりする可能性があります。
また、不用品回収後に高額請求されるというトラブルも多く起きています。思いもよらないトラブルに巻き込まれないためにも、無認可業者を通して洗濯機を処分することは避けましょう。
無料で不用品回収すると謳う業者は無認可業者の場合が多いです。処分依頼したい業者が気になる場合はホームページやパンフレットなどで「一般廃棄物処理業者」の許可を持っているか確認してみましょう。
事前に見積りをお願いしたり、口コミなどでどんな業者か確認したりするのをオススメします。慎重に業者選びをすればトラブルを避けられます。
自分で洗濯機を処分するのが面倒なら業者に依頼しよう
今回は洗濯機の正しい処分方法や料金相場について紹介しました。洗濯機は正しい方法で処分する必要があります。
忙しい時や処分方法に迷っている時は専門業者に依頼するといいでしょう。信頼できる専門業者であれば適切な方法で洗濯機を処分してもらえます。不要品が多い時はまとめて処分してもらえます。「一般廃棄物処理業者」の許可を持ち、丁寧な対応してくれる業者を探してみて下さい。
まとめ
- 洗濯機の処分は「家電リサイクル法」に従って正しく処分しよう
- 洗濯機の処分方法は全部で7つある。費用や手間などを考慮して、自分に合う方法を選ぼう
- 洗濯機の処分にかかる費用は3,000円~10,000円程度
- 洗濯機の処分で最も注意するのは業者選びです。悪徳業者を利用しないように業者比較しよう
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