Wi-Fiルーターの寿命は？ルーターの不具合が起きた時の対処法や買い替えるタイミング

Wi-Fiルーターの寿命は？
Wi-Fiルーターの寿命の見分け方
Wi-Fiルーターに不具合が生じた時の対処法
Wi-Fiルーターの買い替えを検討するタイミング
まとめ
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Wi-Fi接続に欠かせないWi-Fiルーターですが、Wi-Fiルーターにも寿命があります。Wi-Fiルーターが寿命を迎えた、もしくは故障したら買い替えが必要です。そこで今回はWi-Fiルーターが寿命や、Wi-Fiルーターに不具合が生じた時の対処法を紹介します。

Wi-Fiルーターの寿命は？

Wi-Fi接続に欠かせないWi-Fiルーターですが、Wi-Fiルーターにも寿命があります。Wi-Fiルーターの寿命は以下の3種類です。

Wi-Fiルーター本体の寿命

Wi-Fiルーターを使用していて、避けて通れないのが劣化です。Wi-Fiルーター本体の寿命は4～5年程度といわれていますが、使用環境や使用頻度、汚れ具合などにより短くも長くもなります。

通信規格による寿命

Wi-Fiに使われる通信規格は2～6年ごとに新しい規格が登場します。新しい通信規格は性能がよく、通信速度も速いです。遅い通信速度でもかまわないのなら問題ありませんが、快適な通信環境を保つには新しい通信規格に対応したWi-Fiルーターが必要になります。

暗号化方式による寿命

不正アクセスを防ぐためセキュリティ上、Wi-Fiの通信は暗号化されています。暗号化方式はおよそ2～5年ごとに更新されているため、古い暗号化方式にしか対応していないWi-Fiルーターを使い続けている場合は注意が必要です。解析ソフトを使って暗号を解析されてしまう恐れがあります。

Wi-Fiルーターの寿命の見分け方

Wi-Fiルーターが寿命を迎えたか否か？見分け方がわかれば安心です。そこで、Wi-Fiルーターが寿命を迎えた疑いのある症状の見分け方を紹介します。

通信速度が以前よりも極端に低下している

Wi-Fiルーターが寿命を迎えた以外にも理由が考えられますが、インターネット通信速度が以前よりも極端に低下している場合は、Wi-Fiルーターが寿命を迎えている可能性があります。他の理由を確認してみて、他に問題がなければWi-Fiルーターの寿命です。

通信が途切れる

インターネット回線の状況などの理由も考えられますが、通信が途切れる症状はWi-Fiルーターが寿命を迎えた可能性があります。回線やインターネット環境に問題がなければ、Wi-Fiルーターが寿命を迎えた可能性が高いです。

繋がりにくい

インターネット回線の状況などの理由も考えられますが、Wi-Fiに繋がりにくいという症状もWi-Fiルーターが寿命を迎えた可能性があります。回線やインターネット環境を確認してみて、問題がなければWi-Fiルーターが寿命を迎えた可能性が高いです。

電源が入らない

電源接続に問題がないのに電源が入らないのであれば、Wi-Fiルーターの故障や寿命が疑われます。

Wi-Fiルーターに不具合が生じた時の対処法

インターネット通信が遅い、途切れる、繋がりにくいなどの症状は、Wi-Fiルーターが寿命を迎えたサインでもありますが、他の理由も考えられます。Wi-Fiルーターの寿命か否かを問わず、インターネット通信に不具合が生じた時は、以下の対処法を試してみましょう。

Wi-Fiルーターの再起動

Wi-Fiルーターを再起動することにより、不具合が解消する場合があります。まずはWi-Fiルーターの再起動を試してみましょう。

Wi-Fiルーター再起動のやり方

Wi-Fiルーターの電源コードを抜く。
5分程度放置する。
Wi-Fiルーターの電源コードを差し込む。

Wi-Fiルーターがモデムに接続されている場合はWi-Fiルーターを先に、モデムを後に電源コードを抜きましょう。差し込む時はモデムを先に、ルーターを後にするのが一般的です。Wi-Fiルーターやモデムのメーカーにより順番が異なる場合がありますので、取扱説明書等で確認してください。

Wi-Fiルーターに接続する端末減らす

Wi-Fiルーターに接続しているスマホやPC、タブレットなどの台数が多い程、Wi-Fiルーターにかかる負荷は大きくなります。接続しているスマホやPC、タブレットなどの台数を減らすと不具合が解消する場合がありますので試してみましょう。

Wi-Fiルーターのファームウェアをアップデートする

スマホやPC、タブレットなどと同様にWi-Fiルーターのファームウェアもアップデートが必要です。ファームウェアをアップデートしないと、Wi-Fiルーターが正しく作動しないなどの不具合が生じる、セキュリティ面での不安が生じます。

モデムに不具合が起きていないか確認する

Wi-Fiルーターをモデムに接続している場合、不具合の原因がWi-Fiルーターではなく、モデムや回線状況である可能性があります。モデムを再起動してみましょう。再起動しても改善されない場合は、回線業者に回線状況を確認してみましょう。

上記の対処法を試しても改善されない場合、Wi-Fiルーターの故障または寿命の可能性が高いです。Wi-Fiルーターを修理に出すか、Wi-Fiルーターを買い替える必要があります。

Wi-Fiルーターの買い替えを検討するタイミング

Wi-Fiルーターが寿命を迎えていなくても、快適な通信環境を保つためにWi-Fiルーターを買い替えした方がよい場合があります。

インターネット回線を変え通信規格や通信速度が変わった時

インターネット回線を変え通信規格や通信速度が変わった場合、その性能をフルに引き出すにはWi-Fiルーターが通信規格や通信速度に対応している必要があります。お使いのWi-Fiルーターが通信規格や通信速度に対応していない場合、インターネット回線を変えた意味がありません。

端末を買い替えた時

スマホやPC、タブレットなどを買い替えた時もWi-Fiルーター買い替えのいいタイミングです。スマホやPC、タブレットなどの性能がよくなり、通信速度が速くなるのに、肝心なWi-Fiルーターの通信速度が遅くては意味がありません。

Wi-Fiルーターに接続する端末が増えた時

Wi-Fiルーターに接続するスマホやPC、タブレットなどの台数には制限があります。機種により最大接続台数が異なります。Wi-Fiルーターに接続するスマホやPC、タブレットなどが増える場合、最大接続台数を確認し、必要があればWi-Fiルーターを買い替えましょう。

新しい通信規格が登場した時

新しい通信規格が登場すると通信速度が速くなるのが一般的です。速い通信速度を求めるのなら、新しい通信規格に対応したWi-Fiルーターに買い替える必要があります。

引っ越しで間取りが変わる時

引っ越しで間取りが変わり家の中が広くなると、家中に電波が届かなくなってしまう恐れがあります。電波が届けば問題ないのですが、電波が届かない場合はWi-Fiルーターを買い替えなければなりません。

性能や通信速度にこだわらないのなら、もちろんWi-Fiルーターが寿命を迎えるまで買い替えなくても使用できます。ただ、セキュリティ面を考えると定期的にWi-Fiルーターを買い替えた方がよいでしょう。特に、快適な通信環境を保つためには、寿命を待たずに上記のタイミングでWi-Fiルーターを買い替えることをおすすめします。